2017/03/02 (木)
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和田投手「よかった」 攝津投手らも登板

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3月2日(木)、A組は「球春みやざきベースボールゲームズ」の最終戦をマリーンズと戦いました。また、B組は宮崎春季キャンプを打ち上げました。チームはこの日で1か月以上滞在した宮崎を離れました。

マリーンズ戦にはベテラン級の投手が次々と登板しました。先発は和田毅投手。2月21日に「開幕投手」を告げられており、その前哨戦となる試合でしたが、手の内を隠すことなく堂々と正面から渡り合いました。今春のキャンプで挑戦した新しい軌道のカーブを投げ、相手打者のインコースにも強気に投げ込んでいきました。

「お互いまだベストの状態ではないし、打たれたとか抑えたとかいう問題ではない。対戦したことのない外国人バッターと対戦できればと思っていたら、2人(パラデス、ダフィー)とも出てくれた。相手も僕の球筋が見られて良かったかもしれないけど、僕も知らない相手にいきなり公式戦で投げるのはイヤ。なので、よかったと思います」

結果は2回1失点。ダフィー選手に一発を浴びたものの「試す意味もある」と全く問題なし。直球のスピードも140キロ超をマーク。「前回の紅白戦が不甲斐なかったので、よかったです」。工藤公康監督も「調整は任せてある」と全幅の信頼を寄せており、充実の表情で宮崎の全日程を終えました。

2番手の攝津正投手は2回2安打無失点。「ストライク先行の時は抑えたが、ボール先行のカウントでは打たれてしまった。課題はそこですね」と振り返りました。3番手の五十嵐亮太投手を挟み、4番手では中田賢一投手もマウンドへ。今キャンプではややスロー調整気味でしたが、「宮崎にいる間に登板で来てよかった」とまずは安どの表情。走者を出す場面があったものの2回を無失点でまとめました。

「開幕ローテ入りを目指して調整していくけど、2月に出来なかった分例年よりも3月も投げ込みや張り込みの量は増やします」と話しており、調整のギアをもう一段階上げていくつもりです。

A組(一部除く)はオープン戦のために試合後には鹿児島に移動。B組は練習後に福岡へ戻りました。


2017年3月2日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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