2017/03/09 (木)
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攝津投手4回零封の好投! ジェンセン選手1号

3月8日(水) ホークス2-2ファイターズ ヤフオクドーム

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先発の攝津正投手が4回無失点と好投した。特に2回までは走者を一人も許さない完ぺきなピッチング。両コーナーを丁寧に突き、得意のシンカーも低めに決まった。「全体的にまずまずの内容だったと思いますが、走者が出てから慎重になり過ぎたことと、球数が多かったのが反省点です」。3回以降は走者を許し、特に3回表は1アウト満塁のピンチを背負ったが、ベテランらしく落ち着いた投球で切り抜けた。工藤公康監督は「すべての回の先頭を内野ゴロで打ち取ったのは良かった」と好評価した。

2番手の高橋純平投手は最初の回こそ無難に投げたが、2イニング目に2失点。ボールが高めに浮き修正が出来なかった。「無駄なボールが多かったです。右打者へのスライダーでカウントが取れたのが収穫ですが、左打者への投球が次の登板の課題です」と反省の弁を残した。

また、最終回には岩嵜翔投手が対外試合初登板。最速148キロをマークし、1回を打者3人できっちり抑える好投を見せた。

打線は2回に中村晃選手の三塁打をきっかけに8番真砂勇介選手がタイムリーを放って、この試合の先制点を挙げた。真砂選手はこの日2安打の活躍。1点差を追う7回にはジェンセン選手がライトの「ANAホームランテラス」へ同点ソロを放った。対外試合初の一発に試合後の囲み取材では笑顔。「感覚は良くなっている」と満足顔。工藤監督も「右方向へ一発を放つと、相手バッテリーはイヤな印象が残る。その意味でも価値ある本塁打だった」と頷いていた。

2017年3月9日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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