2017/03/10 (金)
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【戦評】和田投手が零封!ジェンセン選手は連発

3月9日 ホークス5-1ファイターズ ヤフオクドーム

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オープン戦は地元3試合目で、今年のヤフオクドーム初勝利を飾った。

先発は、工藤公康監督がすでに開幕投手を明言している和田毅投手だった。「前回登板よりも状態はさらに良かったと思います」との言葉通り4回無失点の好投。特に立ち上がりはわずか3分で1回表を終わらせる完璧なピッチングだった。

「ただ、2回に先頭打者から連打を許してしまった。抑えたことよりも、今日はそこを反省しなければいけませんね」

あくまでシーズンを見据えたオープン戦だけに、内容重視のサウスポーは不満げな表情を浮かべた。それでも「ゼロに抑えられた。相手に『今年の和田はいけるな』と思わせたくない。カーブも投げたし、『今年はカーブがあるな』というイメージも持たせたと思う」と笑顔を見せていた。そのカーブの好影響でスライダーの曲りも大きくなっているという。開幕まで残り3週間。オープン戦登板はあと2回予定があり、時間と登板機会を有意義に過ごして万全の状態を作り上げる。

また、中継ぎ投手陣も好投し、3回から8回まではファイターズ打線を無安打に抑えた。左腕の飯田優也投手と嘉弥真新也投手も1回をぴしゃりと抑えて好アピールした。

打線は4回に、ジェンセン選手が2試合連続となるホームランを放ち先制。5回は川島慶三選手の犠飛で追加点を挙げると、7回は中村晃選手のタイムリーなどで2点を追加。8回は育成選手の曽根海成選手がタイムリー中越え三塁打を放った。オープン戦初打席の背番号140が最高のアピールに笑顔を弾けさせた。

2017年3月10日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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