史上初だ。6月23日（金）、柳田悠岐選手が先日まで行われていた「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞（MVP）に選出されました。柳田選手は2015年にも受賞しており、2度目のMVP獲得は交流戦史上初の快挙となりました。

柳田選手は全18 試合に出場して、打率.338、 24 安打（5 位タイ）、7 本塁打（2 位）、23 打点（1 位）、出塁率.415、得点圏打率.565（1 位タイ）の成績を残しました。

12 球団トップの23 打点を記録した勝負強さ。サヨナラ安打（6月6日スワローズ戦＝ヤフオクドーム）や4 本の先制打など、チームの勝利に結びつく一打を数多く放ちました。また、1試合2本塁打を2度マーク（3日ベイスターズ戦・7日スワローズ戦）するなど、持ち前の長打力も発揮して、ホークスの3 年連続の最高勝率に大きく貢献しました。

会見に臨んだ柳田選手は「嬉しいです。ホームランと打点は自分の目標としていた数字を超えられたので嬉しい」とニコニコ顔。一番印象に残っているシーンについては「サヨナラ打ですね。ラッキーでした。ホームランはどれも自分の理想のバッティングが出来たけど、印象という意味ではサヨナラ打ですね」と少し恥ずかしそうに笑いました。サヨナラ安打はボテボテの詰まった当たりが三塁線でぴたりと止まる打球。試合後のお立ち台では「奇跡です」と柳田選手も話していました。

交流戦期間中は4試合連続お立ち台、4年ぶりの4番打者など本当に話題も豊富でした。「お立ち台の時は全てが上手くいきましたね。こういうことがあるから野球はやめられないなと思いました（笑）」。23日（金）からはリーグ戦が再開。「まだ長いシーズンが待っている。しっかりコンディションを整えて、最後まで戦えるよう頑張ります」と意気込みを口にしました。

MVPの柳田選手には賞金200万円が贈られます。