2017/11/11 (土)
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今年も「工藤塾」!秋の宮崎キャンプが本格化

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“1”が4つ並んだ、11月11日。「1ダホー!」な日本一を達成したホークスですが、すでに宮崎秋季キャンプはこの日で第3クールを迎えました。

日本シリーズを戦った一部の選手たちや工藤公康監督、一軍コーチ陣が合流。生目の杜運動公園は週末だったこともあり、賑わいを見せていました。

秋のキャンプといえば選手個々人の体力や技術の強化がメインになります。工藤監督の考案メニューをひたすら行う「工藤塾」もいよいよ開講となりました。この日は、投手陣はもちろん若手捕手や高田知季選手ら野手陣も参加。「どの部分を強化すればいいのか。それが何の意味になるのか、分かって練習することも大切」と、丁寧に説明を交えながら、時折実演もしてみせながらたっぷりとトレーニングに時間が費やされました。

また、午前中はアップ後にランニングメニューが行われ、ボールを使わない体力強化メニューが中心。柳田悠岐選手は昨秋のキャンプ終了時に「コレだけ走って来年結果が出たら、次もまた走る」と宣言していました。まだ合流初日とあって軽めのメニューでしたが、「走るのは大切ッス。しっかりやりますよ」とヤル気満々。千賀滉大投手も「秋はノースロー。その分しっかりトレーニングをします。シーズン終盤のあんなボールじゃ自分でも嫌なので」と心熱くしていました。

そして、練習後に報道陣の質問に応えた工藤監督。「秋季キャンプは残り1週間しかない。これをオフや来年にどう結び付けるのかも大事。もちろん若い人たちの底上げもしていきたいし、彼らの台頭が中堅やベテランの発奮材料にもなります。とにかく若い選手たちが出てくるよう、アドバイスをしたり、技術や体力がつくようなトレーニング、練習をコーチと一緒にやっていきたい」と話しました。辺りはもう真っ暗。充実の秋の宮崎キャンプが、本格的に始まりました。

2017年11月11日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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