2017/11/13 (月)
選手

侍ジャパン参戦中の甲斐選手、上林選手が意気込み語る

侍ジャパンの一員に選ばれている甲斐拓也選手と上林誠知選手。11月13日(月)まで、ホークスが秋季キャンプを行っている同じ宮崎市内で、代表合宿に参加していました。

両選手は4日(土)の日本一決定から2日後には宮崎に移動して、ホークスのキャンプで体を動かして9日(木)から代表合宿に臨みました。

合宿最終日だった13日(月)は清武町のSOKKENスタジアムでライオンズと練習試合を行いました。上林選手は「5番ライト」でスタメン出場。最初の打席は内野ゴロに倒れるも、続く打者の長打の間に一塁から一気に生還して先制のホームを踏みました。その後、ライト前ヒットを放って迎えた5回の第3打席では左翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放って1打点をマーク。第4打席は四球で出塁してその後生還するなど、2安打1打点3得点1盗塁と大活躍しました。

甲斐選手は途中出場。終盤3イニングでマスクを被って侍ジャパンのリリーフ陣を好リードしました。試合は6対0で侍ジャパンが快勝しました。

上林選手は「シーズン終盤に全く打てていなかったですが、昨日も2安打、今日も2安打と打てて良かったです。だけど本番にとっておきたかった(笑)」と照れつつも手応えばっちりの様子。稲葉篤紀代表監督も「彼と心中するつもり。クリーンナップで全試合に使います」と明言していました。それを伝え聞いた上林選手は「稲葉監督にはいつも声をかけてもらっています。打撃の中でも『早めにトップを作って準備を』とアドバイスも貰いました。昔からフォームが似ていると言われるので、意識する存在でした」と笑顔を浮かべていました。

甲斐選手も「合宿の最初は緊張して固かったけど、会話も増えて投手のみんなとも話が出来た」と納得の表情。オーバーエイジ枠の選出とあって責任感を人一倍強く持って代表に臨んでいます。「16日から始まる本大会にもしっかりと準備をして、ピッチャーともコミュニケーションを取って入りたい」と意気込みを口にしました。

侍ジャパンは16日(木)に開幕する「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(全試合東京ドーム)で韓国代表、台湾代表と戦ってアジア王者を目指します。

2017年11月13日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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