打線に元気が出てきた。2試合連続2桁安打。序盤から攻勢をしかけた。初回、1番の今宮健太選手が右中間の「ホームランテラス」へオープン戦1号の先頭打者本塁打を叩き込んだ。「このオープン戦はずっと自分のスイングをすることを心がけています。最初はあまり良くなかったけど、筑後のロッテ戦あたりからいい形になってきた」と手応えを口にした。この日は2安打をマーク。今季は1番打者定着への強い執着心を見せている。
この日は他に本多雄一選手、中村晃選手、上林誠知選手もマルチ安打を記録。中村選手は8回裏に反撃のタイムリーヒットを放った。
投手陣では先発したバンデンハーク投手が4回3安打3失点。ゲレーロ選手に痛い2打席連発を浴びたが、「今日はいい球と悪い球がはっきりしていたが指にかかっている球が増えてきたので良かった。まだ、制球など直す所もあるので、しっかり準備していきたい。久しぶりに甲斐とも組めたし良かった」と振り返った。
2018年3月15日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)