2018/05/14 (月)
選手 CSR

「ピンクリボン運動」を中村晃選手らが呼びかけ

5月12日(土)、13日(日)の「タカガールデー」では、今年も乳がんの撲滅や早期発見の啓発・推進を呼びかける「ピンクリボン運動」の呼びかけが実施されました。

「タカガールデー」(前身の「女子高生デー」時代を含む)当日は、NPO法人「ハッピーマンマ」と協力し、2009年から「ピンクリボン運動」の呼びかけなどの取組みを実施しています。

試合では、1人でも多くの方に認知して頂くために一塁、二塁、三塁の各ベースをピンクリボン模様の特別仕様に変更し、ネクストバッターズサークルもピンクリボンマーク仕様にしています。さらにホークスビジョンの文字をピンクにし、昨年からは選手たちのキャップの「Sh」マークの隣に「ピンクリボン運動」のシンボルマークが刺繍されたものを使用しました。そして、ヤフオクドームの大階段下には検診車もやってきました。

また、試合前には選手たちによって、乳がん検診を呼びかけるパンフレットなどのピンクリボングッズの手渡しも行われました。

12日は中村晃選手、東浜巨投手、上林誠知選手に加えて、当初は予定になかった森唯斗投手も自ら志願して駆けつけました。

中村晃選手は今年から、この呼びかけを先頭に立って行っており、今シーズンから自身の成績に連動した形でNPO法人「ハッピーマンマ」の活動へ寄付金を送ることになりました。1安打につき1万円が贈られます(ポストシーズンも含む)。

中村晃選手は「この度、ヒットの数に連動して、ハッピーマンマさんへ寄付を行うことを決めました。身近な人を乳がんによってなくしてしまう悲しみを僕たちはよく知っています。より多くのヒットを打ってできるだけたくさんの寄付を行うことも目標の一つですが、この活動を通じて、ピンクリボン運動や乳がんのことを知ってもらって、乳がんで亡くなる人や悲しい思いをする人がひとりでも少なくなるように、自分も協力していければと思っています」と話し、「今までは自分の為にヒットを打っていたけど、新しい喜びが加わります。200安打をぜひとお願いされたので、目標にして頑張りたい」と強い決意を口にしました。

2018年5月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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