2019/05/13 (月)
選手

【今週の見所】「WE=KYUSHUデー」を3球場で

今週はすべてホーム開催で5試合を行います。そのうちヤフオクドームは2試合で、3試合は地方主催試合。その3試合が球団九州移転30周年の「WE=KYUSHUデー」のゲームとなります。14日(火)のライオンズ戦が北九州市民球場、18日(土)のファイターズ戦が熊本市・リブワーク藤崎台球場、19日(日)の同カードが鹿児島市・平和リース球場での開催です。

14日からはライオンズと3連戦。今シーズンは開幕シリーズで3連勝を果たし、ここまで5勝1敗と大きく勝ち越しています。4月21日の対戦では16対5の圧勝。この試合でプロ初スタメン出場した周東佑京選手がプロ初安打を鮮やかな本塁打で飾り、三森大貴選手が同じくプロ初安打からの3安打猛打賞をマークという大活躍でチームに勢いをもたらしました。14日の北九州での初戦は2年目の椎野新投手がプロ初先発します。また新風がチームに更なる刺激を与えてくれるのか、期待と注目のマウンドになります。

週末は熊本→鹿児島の九州縦断シリーズです。ファイターズ戦はここまで3勝2敗1分の戦績。この対戦では6試合で9盗塁とホークスの掲げる「奪Sh!」野球で相手を揺さぶっています。また、熊本では千賀滉大投手が先発する見込み。ここまで無傷の4勝の右腕にとっては思い出のマウンドでの先発です。2013年5月12日、この熊本の球場でプロ初勝利を飾りました。

そして鹿児島といえばホークスにとって最高のパワースポットです。ホークスは1995年から鹿児島での試合は8連勝中。昨年は終盤ビハインドの展開でしたが、柳田悠岐選手が劇的なサヨナラ2ラン本塁打を放って試合をひっくり返しました。
その中でも鹿児島で最もよく打つ男といえば内川聖一選手です。ホークス移籍後の通算成績は27打数18安打。打率にして.667をマークしています。「もしかしたら自分は鹿児島出身なんじゃないかと(笑)。そんな事を言うと(故郷の)大分の人たちに怒られちゃいますね。鹿児島の黒豚パワー、そして桜島のパワーはすごいと思います!」。鹿児島でのお立ち台でそんな決め台詞でファンを沸かせたこともありました。2019年の鹿児島ではどんな活躍を見せてくれるのか注目です。

今週の試合予定

  • 5月14日(火)ライオンズ(北九州)18:00 椎野投手
  • 5月15日(水)ライオンズ(ヤフオクドーム)18:00 高橋礼投手
  • 5月16日(木)ライオンズ(ヤフオクドーム)18:00 大竹投手
  • 5月18日(土)ファイターズ(熊本・リブワーク藤崎台)13:00 千賀投手
  • 5月19日(日)ファイターズ(鹿児島・平和リース)14:00 ミランダ投手

2019年5月13日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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