ただいま3連勝中のホークス。パ・リーグの首位タイに浮上し、春のダッシュへ勢いがついてきました。今週は15日（火）からイーグルスと本拠地ヤフオクドームで2連戦。18日（金）からはビジターでマリーンズと3連戦です。

イーグルス戦では注目の対戦が実現しそうです。相手先発ローテでは、高卒ルーキーの松井投手が登板してくることが予想されます。ここで思い出されるのが2007年3月29日の一戦です。ヤフードーム（当時名称）でのイーグルス戦。相手先発は、やはり注目の高卒ルーキーだった、田中将大投手（現ヤンキース）でした。ホークス打線は序盤から田中投手に襲い掛かり初回に1点を先制すると、2回には一気の集中攻撃で5得点。2回途中でマウンドから引きずり下ろしたのです。松井投手は今年注目度トップクラスのルーキーですが、12球団一つながりやすいホークス打線が「プロの洗礼」を浴びせるべく、ここでも猛攻を仕掛けるでしょう。

また、マリーンズとは開幕カード以来の対決となります。本拠地で戦った開幕3連戦は見事ホークスが3連勝。3試合連続2桁安打と打線が好調で、内川聖一選手が2本塁打を放つなど圧倒的な力を見せました。その内川選手は打率.426で首位打者に立ち、3本塁打はリーグ4位、13打点ではリーグ3位と絶好調をキープしています。また、打率部門では長谷川勇也選手が僅差の.423で2位につけており、こちらも好調を持続。そして4番の李大浩選手も13日（日）の試合で今季1号本塁打を放つなど調子を上げてきました。「2人はすごいバッター。その間を打つことが出来るのは幸せなこと」と李大浩選手。打線の軸がブレないホークス。強さの秘訣はここにあります。