ヒーローインタビュー
※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください
【4月15日(火) ホークス4-1イーグルス ヤフオクドーム】
福岡を愛し、6年ぶりにホークスに戻ってきた右腕が、待ちに待った今季初勝利を手にしました。先発したスタンリッジ投手が快投。9回までマウンドに上がり、この回の途中に走者を残したまま降板してその後失点が記録されたものの、8回3分の1を1失点で見事ヒーローになりました。ホークスでの勝利は2007年10月2日(対バファローズ、京セラドーム)以来、2387日ぶりとなりました。
「早めに点数を取ってくれて楽になったし、守備にも助けられた。鶴岡も良いリードをしてくれたよ」
お立ち台では「アリガトウございます!勝ツ、ヒサシブリね」と流ちょうな日本語も披露。「息子と一緒にお立ち台に立ちたい」と話していた夢も実現し、「気分は最高さ」と口元を緩めました。
「最後は完封を意識したかって?オフコース!もちろん目指していたよ。首脳陣にも志願して続投していたしね。次回は期待に応えられるようにしたいね」
過去3年連続で防御率2点台という安定感を誇る右腕。この1勝が良いきっかけになるはずです。
そして、打のヒーローは4番の李大浩選手。この日は初回の第1打席に先制タイムリーを放つと、2打席目からは3打席連続ツーベースで計4打数4安打の固め打ち。果敢な走塁も見せてチームを盛り立てました。そして、ホークスでは初めてのお立ち台。「前の試合でホークスに来て最初のホームランが出たので、ヒットを狙うことに集中して打席に立ったのが良かった。ツーベース3本?疲れました(笑)」とおどけた表情を見せました。その後、ベンチに座って「勝利の花火」を堪能。「今まで見たことなかった。初めて」とワクワクしながらその瞬間を待ち、大きな花火がヤフオクドームの天井で花を咲かせると、その迫力に大きく驚くリアクションをとって周囲を笑わせました。
ホークスは今季初の4連勝で10勝に到達。バファローズと並んでパ・リーグ最速です。
2014年4月16日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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