2014/08/21 (木)
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若田部氏「平和台ラストが1番の思い出」

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若田部健一氏がメモリアルピッチ

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8月20日(水)に行われた「福岡クラシック2014」の2戦目。試合前の「メモリアルピッチ」に登場したのは若田部健一氏でした。

若田部氏は平和台本拠地最終年の1992年に福岡ダイエーホークスに入団。ドラフトではダイエーのほかに巨人、広島、西武がドラフト1位で競合した末でのホークス入りでした。入団1年目から先発ローテ投手として活躍。27試合に登板して10勝12敗の成績を収めました。そして1992年10月1日、平和台球場での最終試合(対近鉄バファローズ)の先発も務め、当時相手エースだった野茂英雄投手との壮絶な投げ合いを制す1対0での完封勝利。見事な平和台フィナーレを飾る快投を見せました。その後もホークスの主力投手として2002年シーズンまで活躍(横浜に移籍して2005年引退)し、1999年の初優勝&日本一、2000年のリーグ優勝にも大きく貢献しました。

当時の背番号14のユニフォームでマウンドに立った若田部氏。フーッと大きく息を吐き緊張した表情を見せましたが、捕手を務めた藤本博史打撃コーチのミットを弾くほどの力強いストレートを投げ込み、スタンドからは大きな拍手が沸き起こりました。

若田部氏は「もう戻ることのないマウンドに再び上がることが出来て感激しています。球団関係者の方々には感謝です」と笑顔を見せ、当時の思い出については「平和台時代はルーキーで、無我夢中で投げていました。半分近くは完投しましたし(27試合中13試合完投)。ラストゲームの完封は1番の思い出ですね。あの試合があったから、その後の自分があった。そして、平和台はスタンドとの距離が近く、弱かった時代でもたくさんの声援を頂きました」と思いを巡らせました。
1992年10月1日 平和台球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
近鉄 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ダイエー 0 0 0 0 0 0 0 1 X 1

(勝)若田部(ダ)10勝12敗
(敗)野茂(近)16勝8敗
(本)広永(ダ)6号

2014年8月21日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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