2014/09/05 (金)
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天王山連勝で「3.5」差 武田投手またオリ封じ

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【9月4日(木) ホークス2-0バファローズ ヤフオクドーム】

首位攻防戦を連勝だ。3連戦を2勝1分で戦い抜き、ゲーム差を「3.5」に広げた。

「ゼッタイ、俺がやる。」と強いキモチを胸に、投打ともに底力を発揮しました。先発の武田翔太投手はコントロールに苦しみながらも、「今日はチェンジアップが良かったです」と7回途中までを失点ゼロで封じる力投。今季3勝目をマーク。防御率は0.34という驚異的な好成績です。しかし、ヒーローインタビューが終わり選手サロンに戻ってくると机に突っ伏して「きつかったッス。自分のピッチングが」と喜びよりも反省の弁が先に出てきました。それでも、バファローズ戦2戦2勝、しかもどちらも無失点勝利は本当にお見事。また、ヤフオクドームでは今季初登板で、本拠地白星は昨季9月11日のライオンズ戦以来。さらに本拠地お立ち台はルーキーイヤーの2012年9月9日、マリーンズ戦以来です。「久しぶりのお立ち台は緊張しました。ただ、今日はオヤジの誕生日だったので、勝てて良かったです」と武田スマイルを浮かべました。

打のヒーローは2戦連続お立ち台の吉村裕基選手と、会心の本塁打で追加点を挙げた内川聖一選手。先制打を放った吉村選手は「ちょっとバットの先でしたが、芯を外れた分いい打球になりました。あの場面で打てて最高です」と笑顔。この日はスタメンを外れた長谷川勇也選手に代わってライトでの先発出場でしたが、「自分の仕事は与えられたところで結果を出すこと」と気合十分の表情で語り、「毎日大きな声援をいただけるので、グラウンドに出ると気合を入れ直すことが出来る。本当にありがたいです」と声援に応えていました。そして内川選手も「(お立ち台の上からは)ヒーローにならないと見ることの出来ない景色。最高でした」と笑顔を見せ、さらに「今日は九州の3人。よかったです」と大分生まれの内川選手、福岡生まれの吉村選手、宮崎生まれの武田投手の3選手の活躍で大事な1勝を勝ちとれたことを喜びました。

2014年9月5日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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