【9月5日（金）　ホークス2－1ライオンズ　ヤフオクドーム】

やはり赤い鷹は強い。本拠地ヤフオクドームで、カチドキレッドのユニフォームで戦った試合はこれで8連勝。また、この日2位バファローズが敗れたため、ゲーム差を今季最大タイの「4.5差」に広げました。

若鷹が堂々の投球を見せました。2年目の飯田優也投手が7回1失点の力投で、嬉しい本拠地ヤフオクドームでの初勝利をマークしました。これで今季2勝目です。初回、先頭打者の出塁を許していきなりピンチを迎えるも、2番打者の強烈な打球に反応してピッチャーライナーで併殺を完成。「僕には打球がゆっくり見えました。捕れると思いました」という高い集中力を発揮。その後は強気の投球でライオンズ打線からアウトの山を築きました。「細川さんに『しっかり腕を振れ』とアドバイスされ、そこから良くなりました」。投球回7イニングと9奪三振はプロ一番の成績。約1カ月ぶりの白星には「このところ、試合を作らなきゃとか雑念があった。でも、自分のいいところは何なのか、プロ入りからずっと書き続けているノートを見返して、初心を取り戻しました。とにかく腕を振って思いきって投げることです」と笑顔を作りました。

打者では柳田悠岐選手が決勝の2点三塁打を放ち勝利に貢献。「前の打席にチャンスで三振していたので、気持ちで負けないように思いきっていきました」と話し、「ファンの人たちの期待も感じますし、僕らも優勝したい」と改めて気合を入れ直していました。

また、8回に登板して1回を無失点に抑えた五十嵐亮太投手が今季40ホールド目をマーク。2010年にファルケンボーグ投手が記録した「39」を抜いて、球団記録を樹立しました。五十嵐投手はこの日が4日連続のマウンド。試合では5連投と、獅子奮迅の活躍を見せています。