2014/10/25 (土)
選手

2カ月半ぶり本多選手が合流!「100%でやる」

「SMBC日本シリーズ2014」の開幕前日、10月24日(金)は公式公開練習を甲子園球場にて行いました。17:00開始のナイター練習では、シーズン中にセ・パ交流戦の2試合しか行わない球場とあってシートノックや投内連係をしっかり行い、土のグラウンドの状態や外野のクッションボールを確認するなどして本番に備えました。また、野手陣はフリー打撃でもしっかりと汗を流し、練習時間は2時間45分に及びました。

この日は夕方に両軍の監督が出席しての会議も行われ、今シリーズではシーズン同様に予告先発が採用されることになりました。ホークスの初戦先発はスタンリッジ投手です。この日取材に応じた右腕は「阪神には去年まで一緒にプレーした友人、仲間がいる。このような大きな舞台で戦えるのはとても楽しみだよ」と笑顔を見せました。

そしてこの日、約2カ月半ぶりに1軍の練習に合流したのが本多雄一選手です。本多選手は8月2日のファイターズ戦(札幌ドーム)で死球を受けた際に左手薬指を骨折し、ずっとリハビリに励んできました。10月22日に宮崎で行われているフェニックスリーグで実戦復帰。2試合に出場し本塁打を放つなどの活躍もあり、この日からの合流となりました。本多選手は周囲から本塁打について言葉をかけられても「僕はもう(本塁打の意識を)消していますから」と苦笑い。そして「絶好調です」とアピール。そして次のように意気込みを話しました。

「(合流初日だが)姿としては100%のものを見せられたと思う。一時は焦りもあったが、10月16日に病院に検査に行き、17日からキャッチボールも始めて速い球を打つことも出来て、自分の中で一歩を踏み出すことが出来た。チームのことはずっとテレビで見ていて、日本シリーズまで行ってくれると信じていました。明日からどのような形になるかわからないけど、(練習の)今日はハッスルして声を出そうと決めていました。呼ばれたからには100%でやります」

3時間近い練習後には本多選手をはじめ、柳田悠岐選手や今宮健太選手、山下斐紹選手ら多くの選手と鳥越裕介コーチが阪神園芸の方々と一緒にグラウンド整備を行って球場を後にしました。ホークスではキャンプ中から良く見られる光景でしたが、日本シリーズ前とあって日頃は取材に来られないメディアの方々のたくさんおり、「良いチームだな」という声も聞かれるなど、気分よく本番を迎えることが出来る今日この頃。3年ぶりの日本一の歓喜へ、いざホークスが出陣します。

2014年10月25日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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