2014/10/25 (土)
選手

【日本S】“完封”再び、スタンリッジ投手!

いざ日本一への船出だ。10月25日(土)より「SMBC日本シリーズ2014」が開幕します。初戦は敵地甲子園球場からです。

過去にホークスは2度、タイガースと日本一の座を争っています。1964年(東京五輪の年!)の南海時代、2003年の福岡ダイエー時代。いずれも日本一になったのはホークスでした。「2度あることは3度ある!」。2014年シーズンを日本一で締めくくり、秋山幸二監督を胴上げして送り出そうと、鷹ナインは一丸となっています。

しかし、2003年は敵地甲子園で3戦3敗という苦い思い出があります。あの圧倒的雰囲気に呑まれた感がありました。現役時代に何度も日本シリーズに出場している秋山監督もかつての事を懐かしそうに振り返ります。

「西武ライオンズでプレーしていた時のことなんだけど、シリーズ前の練習では西武球場に『六甲おろし』を大音量でガンガン流して、その中で守備の中継プレーの練習をしたり、バッティング練習もしたりしてた。あの雰囲気に少しでも慣れるためにね。でも、いざ甲子園に乗り込んだら、本当に(声援で)地鳴りがして驚いたよ(笑)」

苦笑いしながら思い出したエピソード。しかし、こう続けました。

「今の選手たちは大丈夫。交流戦で経験しているからね。俺の頃はなかったから」

毎年2試合の「公式戦」の経験がある分、問題なしと言っていいでしょう。ちなみに今季交流戦の甲子園球場では1勝1敗でした。

その1勝は無失点勝利。見事な完封劇を飾ったスタンリッジ投手が、ホークス初戦の先発です。「昨年まで4年間一緒にプレーした阪神の友人、仲間と大きな舞台で戦えるのは楽しみ。特別な感情がある」としながらも、狙うのはもちろん勝利のみ。「交流戦の時と同じように自分の投球をすることを心がけたい」と話しました。また、敵地甲子園については「甲子園は大好き。ブーイング? それはないと思う。僕は自分の意思で(タイガースを)離れたわけではなかったからブーイングをされる理由はないよ。その応援もすべてが好きだった。だから全てを楽しんで投げたいと思うよ」と笑顔を見せました。今季チーム勝ち頭(中田賢一投手と並ぶ11勝)を挙げた右腕で大事な初戦の勝利を掴みとりにいきます!

2014年10月25日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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