2015/04/01 (水)
選手

大隣投手、最高の完封発進!完ぺきな制球力

動画キャプチャ

ホークス動画一覧を見る

ヒーローインタビュー

動画を見る

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください

選手画像

選手画像

選手画像

【3月31日(火) ホークス7-0バファローズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男 大隣憲司投手=今季初登板を見事な完封勝利で飾る!>

チームのシーズンが始まっても、先発投手にはそれぞれ「開幕」があります。3月31日(火)、バファローズ3連戦初戦の先発マウンドを任されたのは大隣憲司投手。昨季終盤の神懸り的ピッチング、さらに昨季のバファローズ戦で2勝0敗、防御率0.41の好相性の期待を背に、この日のマウンドを迎えました。

「昨年はたくさんの人に支えられてマウンドに戻ってくることが出来ました。その感謝の気持ちを忘れることはありません。でも、今年は、もう病気だったこととは切り離して見てもらいたいんです。『復活』と言われるのは去年まで。今年は1人の野球選手として、ガチンコで勝負したいんです」

強い決意を胸に自主トレ、キャンプを過ごしてきました。「自分のやりたい練習は出来ました」。自信を持って臨んだ「開幕」のマウンド。「立ち上がりは緊張感がありました。ただ、昨年までとは少し何かが違うような…」。ローテ投手として、軸を期待されるものとしての責任。今季は1年間ローテを守り抜くという強い誓いも、昨年とはまた違う目標です。9回を投げて、球数は100球ちょうど。奪三振は3つでしたが、被安打4と与四球1と完ぺきに近い内容の投球を見せました。

ホークス打線は大隣投手を強烈に援護。初回に柳田悠岐選手が先制ソロを放てば、2回には李大浩選手も続き、5回には内川聖一選手が右中間へ2ラン。クリーンナップトリオが本塁打でそろい踏みという何とも爽快な試合となりました。この3発はすべて「ホームランテラス」への一発。今季のエキサイティングなホークス野球が早くも発揮された格好です。

一方で、大隣投手も大きな飛球を浴びたシーンはありましたが、こちらはフェンス手前で打球が失速してすべてアウトにとりました。「低めへの制球やアウトコース、インコースの投げ分けがきっちりできていれば大丈夫。投げていて感じることが出来たのは良かったです」。ストレートもスライダーも、カーブやチェンジアップも自由自在に操った左腕。「また去年とは違う形でスタートが切れました。しっかりと1年間頑張っていきたいと思います」。ニコニコ笑顔だった表情が、この瞬間だけはぐっと引き締まりました。

2015年4月1日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

関連リンク > 、、、
関連リンク > 個人成績
関連リンク > メディア出演情報
選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 大隣投手、最高の完封発進!完ぺきな制球力