2015/04/12 (日)
選手

鹿児島で熱男打線が復活!中村選手がこじ開けた

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【4月11日(土) ホークス4-2ファイターズ 鹿児島・鴨池】

南国・鹿児島の汗ばむような陽気に誘われて、そして超満員の19,079人の熱い声援に後押しされて、ホークス熱男打線が大復活だ。

試合序盤はホームを踏めず連続無得点イニングが36まで伸びて迎えた4回、それを打ち破ったのは中村晃選手のバットでした。この回は松田宣浩選手と今宮健太選手がヒットを放ち、2アウトながら一、三塁のチャンス。ここで打席に入った中村選手は「前の打席ではチャンス(1アウト満塁)で凡退していたのでドキドキでした。でも、開き直っていきました」。中村選手といえば打席での粘りが持ち味ですが、「チャンスの場面ではより積極的に」との言葉どおり初球から思いっきりよく狙い打ち。打球は一、二塁間を破ってライト前に転がるタイムリーヒットになりました。ホークス37イニングぶりの得点は、待望の44イニングぶりのタイムリーから生まれました。

「晃のタイムリーでチームは勇気を貰いました」と語ったのは内川聖一選手。中村選手の一打で1対1に追いついたホークスが勝ち越したのは7回裏、相手のミスを逃さない集中攻撃でした。相手エラーで勝ち越した直後に畳みかけたのが内川選手。ライト前へきっちりタイムリーを放って貴重な追加点を挙げました。「僕、鹿児島で絶対に打ちますから」と胸を張った内川選手。ホークス移籍後の4試合で19打数13安打、打率.684という好相性です。「チャンスで『鹿児島男』に回ってきたな、と思いました」。さらに「尊敬する(冗談っぽく??)先輩の鶴岡さんの出身地だし、誕生日ということもあって打てて良かったです」と話してスタンドを大いに沸せました。さらにこの回に松田選手がダメ押しのタイムリー。松田選手は打点に加えて3安打猛打賞の活躍でお立ち台に上がり、鹿児島のファンに向けて「ワン、ツー、スリー、マッチ!」の雄叫びを届けました。

投げては攝津正投手が8回途中を2失点に抑える力投で今季2勝目。工藤公康監督も「横から見ていても真っ直ぐに力があったように感じました。十分なピッチングでした」とエースの白星を喜びました。

勢いを取り戻したホークス。12日(日)は熊本・藤崎台に場所を移して試合を行います。

2015年4月12日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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