ホークスの誇る「元気印」の選手会長と、若きローテ右腕も球宴の舞台に立ちます。7月2日（木）、「マツダオールスターゲーム2015」（7月17日・東京ドーム、18日・マツダスタジアム）の監督選抜による選出選手が発表され、松田宣浩選手と武田翔太投手が選ばれました。同日、ヤフオクドーム内のプレスカンファレンスルームにて喜びの会見を行いました。

松田選手は5年連続5度目（昨年はファン投票選出も怪我のため出場辞退）のオールスター選出となります。今季は7月1日（水）まで全73試合にフルイニング出場しており、打率.309、21本塁打、56打点と大活躍。本塁打ではリーグトップに1本差に迫っています。会見では「昨年は選んでいただきながら怪我で出られなかったので、喜びを感じてオールスターを戦いたい。オールスターは誰でも出られる舞台ではないし、いい経験も勉強も出来る」と意気込みを話しました。もちろんパ・リーグの盛り上げ役としても名乗りを上げ、「ベンチの真ん中で大声を出して盛り上げたい。僕がパ・リーグで一番熱いオトコだと思っていますから」とにっこり。そして自身オールスター第1号ホームランへの期待の質問にも「積極的なバッティングで1本打ちたい」と熱弁をふるいました。

武田投手は嬉しい初出場です。今季は13試合に登板してチームトップの7勝をマーク。6月4日のベイスターズ戦（横浜）では1年目以来の完封勝利を飾るなど、安定した投球を見せています。「今季はマウンド上であれこれ考えずに投げることが出来ている。だからしっかりバッターに立ち向かうことが出来ていると思います」と話しました。また、オールスター出場の報せを受けたシーンについて訊かれると「監督から直接言われました。『行って来い』と。僕は『はい！』と返事をしましたが、監督からは『オールスターに出るんだから、もっと勝てよ』をハッパをかけられました（笑）」とやり取りを明かしました。

それぞれ対戦したい選手については、松田選手は「カープの黒田投手」、武田投手は「ベイスターズの筒香選手」の名前を挙げました。

夢の球宴に、ホークスからはバリオス投手、今宮健太選手、柳田悠岐選手もファン投票で選出されており、計5選手が出場します。また、パ・リーグの指揮をとるのは工藤公康監督です。