2015/09/28 (月)
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ありがとう「雁の巣」、本拠地最後の1日

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雁の巣最終試合①

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雁の巣最終試合②

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ホークスが福岡にやって来た1989年から27年間にわたり、若鷹の成長を見守り続け、何人ものスター選手を生み、常勝ホークスの礎を築いた「雁の巣」。初年度は練習で使用したのみ。雁の巣球場は1990年に開場し、以来ファームの本拠地として公式戦を開催してきました。

来季からファーム本拠地は筑後市に移転します。9月27日(日)、“本拠地”雁の巣球場としての最後の公式戦、ウエスタン・リーグのカープ戦が開催されました。

朝早くからたくさんのファンの方が来場。多くの報道陣もつめかけました。試合開始前からスタンドは超満員。来場者1,550人は雁の巣球場史上最多の動員となりました。

鳴り物はない中で、バットの打球音やボールを捕るグラブの音、選手の声も耳に届く距離感。そしてこの日は若鷹のプレー一つ一つに拍手と歓声が沸き起こり、野球場の最高の雰囲気がそこにありました。

試合は初回からホークス打線が大爆発。まずは1番スタメンの上林誠知選手がいきなりの先頭打者ホームランで先制しました。ちなみ上林選手は3安打2打点の活躍で、打率.334での首位打者を確定。16盗塁と合わせて2部門でのタイトル獲得となりました。この回はさらにカニザレス選手、鶴岡慎也選手、真砂勇介選手のタイムリーで一挙5得点を奪い、スタンドを大いに沸かせました。

投手陣は先発スタンリッジ投手から、岩嵜翔投手、嘉弥真新也投手、岡本健投手とつないで、最後は森福允彦投手が締めくくり、8対4で勝利。ウエスタン・リーグ史上初の4連覇を飾ったシーズンの最終戦をきっちり白星で飾りました。また、ウイニングボールはレフトの塚田正義選手がキャッチしました。

試合後は雁の巣球場への感謝を込めたセレモニーを実施。2軍だけでなく3軍、リハビリ組の選手たちも雁の巣球場に駆け付けました。まずはチームからお世話になった近隣の皆様への御礼を込め、西戸崎自治協議会と雁の巣自治体の代表の方々へ花束を贈呈。そして水上善雄2軍監督がマイクを握り挨拶を行いました。水上2軍監督自身、現役の最後をダイエーホークスで、そしてこの雁の巣球場でユニフォームを脱ぎ、20年以上の時を経てホークスの2軍監督としてここに戻り、チームを4連覇に導けたことをとても喜んでいました。「この選手、スタッフ、裏方の方、球団の方と野球が出来ることが大変幸せです」と話していました。そして挨拶の中では「暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も足を運び熱い声援と熱い思いを届けていただいたファンの皆様。選手たちは背中を押され、そのおかげで頑張ることが出来ました」と深く感謝の意を表しました。

その後はサインボールのプレゼント。そして外野芝生グラウンドをファンの皆様へ開放し、サプライズで選手たちも登場しふれあいを楽しみました。

来季からは筑後市がホークスファームの本拠地となります。鍛えのDNAはそのままに、若鷹が次なる「巣」へと羽ばたいていくのです。

2015年9月28日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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