2015/11/15 (日)
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和田投手が入団会見「戻ってこられて嬉しい」

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和田毅投手入団会見

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11月14日(土)、和田毅投手の入団会見を福岡市内のホテルで行いました。会見には工藤公康監督も同席しました。

和田投手は島根県出身の34歳。島根・浜田高校から早稲田大学を経て2002年ドラフト自由枠で福岡ソフトバンクホークスに入団しました。1年目から先発ローテーション入りし14勝を挙げて新人王を獲得。新人から5年連続2桁勝利(球団として杉浦忠投手以来45年ぶり)をマークするなど投手陣の柱として活躍しました。2010年には17勝で最多勝に輝き、2011年は16勝・防御率1.51の好成績で福岡ソフトバンクとして初の日本一にも大きく貢献しました。

そのシーズンに取得した海外FA権を行使して米大リーグのボルチモア・オリオールズに移籍。その後シカゴ・カブスでプレーし、このたび5年ぶりとなるホークス復帰となりました。

日本球界通算成績は210試合107勝61敗、防御率3.13。米大リーグ通算成績は21試合5勝5敗、防御率3.36です。

背番号は「21」となります。これに伴い、今季21番だった岩嵜翔投手は「17」に変更となります。

以下、会見要旨です。
和田毅投手
――日本球界、そしてホークスへの復帰。まずは今の心境は?
「素直にうれしいです」

――ホークスへの復帰を選んだ理由は?
「日本球界に戻るか、またアメリカに残るかという選択の中で、今年の成績だとアメリカにはこれ以上必要とされていないと感じた。プロ野球選手である以上、必要とされる場所で投げたいというのが信念。ホークスからはいつでも戻ってこいと言っていただいていた。2011年にFA宣言のときも快く送り出していただい。あの時から、日本に戻るならホークス以外には考えていなかった。今年、足の怪我や肩の不調があった。もし来年、アメリカに残って怪我をしてしまい、もう投げられなくなったり、パフォーマンスが下がってしまうと、また日本に戻った時にホークスのファンの皆さんの前でいい時のボールを投げることができなくなるかもしれない。戻るなら、今年かな。揺れるものもあったけど、ホークスから話をいただいたので、迷わず決めました。他球団の話は一切聞いてないです」

――アメリカに居る間もホークスの野球は?
「僕が一緒に戦った仲間もいますし、メールをしたりすることはありました」

――アメリカの4年間での和田投手の変化や進化
「進化した部分は分からないけど、いろんな経験をした。日本ではずっと1軍でやらせていただいたけど、アメリカではひじの故障があったり、マイナーで投げることが多かった。過酷さ、若い選手のハングリーさ。野球人生だけでなく自分の人生おいて成長できた4年間だったと思います」

――役割は
「期待をしてもらっている。2011年の時のような活躍をするのもありますし、工藤監督からもあったように、若手の模範になれるような投手像になれるよう、怪我なく1年間頑張りたい」

――ファンの方々へ
「アメリカに移籍した時にファンの方からも快く送り出してもらえた気持ちは今でも残っている。また福岡の地に戻ってこられて、僕自身も嬉しいですし、またホークスの和田毅としてまた応援してもらえるような投手になりたい」
工藤公康監督
――どんな期待を
「やはり先発投手として長くプレーをしていただきたいし、ホークスというのはファミリー的な人を大事にする球団と思うので、こうやって和田投手を受け入れて頂いて嬉しく思う。和田投手には自分らしくのびのびと日本の野球を楽しんでいただきたいと思います」

――左投手の加入は待望だったのでは?
「はい、待望でございます! 本当に力のある投手。それだけではなく、練習をはじめ野球に取り組む姿勢。体のメカニックな部分も凄く勉強している投手なので、若い投手が彼を見て自分たちの在り方を考えてみたり、姿勢が変わったりすると思う。和田投手には普通に野球をやっていただければいいと思うが、若い選手への影響力も期待します」

――2月のキャンプインはどのような形で迎えてほしい?
「元気な姿で来てくれればそれでいいです」

2015年11月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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