11月17日（火）で宮崎秋季キャンプは第5クールが終わりました。「工藤塾」も今日でいったん終了です。しかし、工藤監督は参加メンバーに「この2週間でみんなよくなった。でも、強くなったわけじゃなく慣れただけ。キャンプが終わってずっと何もやらなかったら、この期間が無駄になる。週に4回続けられればいい。週3回で維持、週2回だと下がってしまうよ」と話をしていました。

選手たちは悲鳴を上げながら頑張った秋のキャンプ。「この悲鳴が、来季は歓喜の声に変わるんだ」と工藤監督。「来年の春、本当に楽しみなんだよね」と口元をゆるめました。

そしてこの日、「工藤塾」に新入門したのが福田秀平選手でした。野手では本多雄一選手とともにこの日参加。「1度はやろうと決めていたので」。

今季は2年ぶりに1軍でプレー。左膝の大怪我から復活を果たしたシーズンでした。レギュラーシーズンでは自身2番目に多い84試合に出場。日本シリーズでは1番打者で出場し、打率.417、出塁率.533、2打点、2盗塁と大活躍しました。

「個人の成績よりもチームが日本一になれたので最高の1年でした」と福田選手。このキャンプでは「バッティングを力強く。そしてスピードも上げたい」と話しました。

現在でもチームトップクラスの走力を誇る福田選手。それでも「もっと速くなれると思います。今でもタイムは出ていますが、調子の良かった時はもっとスピード感があったと思います。鍛えること、体の使い方をしっかりと身につけたい」と話しました。

来季に向けては「僕はレギュラーではない。まずは1試合でも多く試合に出て、チームの日本一3連覇に貢献したいです」と熱く語りました。