待望の第1号が最高の場面で飛び出しました。ペタジーニ選手が、6月9日(水)のベイスターズ戦(ヤフードーム)の延長10回にサヨナラ本塁打を放ちました。
「ホークスでの1本目のホームランが勝利に結びついて嬉しい。どのチームでも1本目は忘れられないもの。いい思い出になる」。
5月にホークスに入団し、6年ぶりの日本球界復帰。昨年は韓国でプレーをしていましたが、今年はホークスに入団するまで無所属の状態でした。そのブランクを全く感じさせない特大弾。打った瞬間に勝利を確信して手を叩いて喜ぶ姿には、スラッガーの貫禄すら漂っていました。
「ホームランは何本も打っているからね。あの感触ならば(スタンドまで)行くという確信があったよ」。
この日は、初回にも先制の2点適時打を放っており、勝負強さを発揮。いよいよ本領を発揮し始めた大砲が、ホークス打線に新たな風を吹き込みます。
2010年6月10日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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