7月4日（月）、「マツダオールスターゲーム2011」（7月22日・ナゴヤドーム、23日・QVCマリンフィールド、24日・Kスタ宮城）の監督選抜による出場選手が発表され、和田毅投手、杉内俊哉投手、攝津正投手が選出されました。

和田投手は4度目の球宴出場に「（オールスターは）子供のころからの憧れですね。スター選手と一緒にプレーしたいと思っていました」と喜びを表しました。今季は開幕投手を務め、ここまで6勝1敗、防御率2.00と好成績を残しています。「交流戦で結構打たれたので、対戦する打者は全て抑えたいです」と大舞台での活躍も誓いました。

杉内投手は6度目の出場となります。「前半の成績が良くない中で選んでもらい嬉しいです。今の自分が持っているものを出して、ファンの皆さんに良いプレーを見せたいと思います」と意気込みを話しました。今季はここまで4勝3敗ながら、防御率2.08と安定した投球を続けています。6月18日（土）のベイスターズ戦（横浜）では史上3位のスピードで通算1500奪三振をマークしました。もちろん期待は奪三振ショーですが、「毎年三振を狙って投げています。球宴はどうしてもまっすぐ勝負が多くなりますが、昨年僕はずっと変化球を投げました。今年も力任せな投球はせず、なるべく0点で抑えたいです」と白い歯を見せながら話しました。

攝津投手はルーキー以来2度目の球宴出場になります。今季は先発転向の挑戦に見事打ち勝って、ここまで7勝4敗、防御率2.76の成績を残してきました。また、今年の球宴は3戦目が仙台で行われます。社会人時代の8年間を過ごした特別な土地。攝津投手は「縁のある仙台での球宴に出られて嬉しく思います。被災地の皆さんに希望を持ってもらえるように全力でプレーしたいです」と今年の球宴への思いを語りました。

また、パ・リーグの監督を務める秋山幸二監督は「野手に関しては、ファン・選手間投票で活躍した選手がほぼ選ばれていたということで、後はバランスを考慮し選びました。投手は、各球団ここまで成績を残している選手を中心に選んでいます」と監督選抜での選手選出についてコメントしました。ホークス勢はファン・選手間投票で選出されたメンバーと合わせて12球団トップの計10選手が出場します。「ここまでやってきた成果がファン・選手間投票に反映されたのではないでしょうか。監督しては嬉しい限りです。自分の持っているものをどんどん出してほしいですね」と目じりを下げ、「交流戦では、パの投手力の高さが証明されました。球宴も守り勝てるのではと考えています。一方、打つ方も、本塁打が打てる選手も足のある選手も揃っている。華やかな戦いができるのではないでしょうか」と意気込みを話しました。

また、"もう1人"の選手を選ぶ「マツダ　プレマシー　プラスワン　ドリーム」による出場選手は13日（水）に発表されます。