2012/06/17 (日)
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ドイル投手が入団会見。覚えたての日本語も披露!

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ドイル投手入団記者会見

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6月17日(日)、先日入団が発表されたテリー・ドイル投手(背番号31)の入団発表会見が、ヤフードーム内のプレスカンファレンスルームで行われました。

ドイル投手はアメリカ出身の26歳。140km/h台のキレの良いストレートにカーブ、スライダー、ツーシーム、チェンジアップと豊富な変化球をコーナーに投げ分けながら、コントロールと緩急で打ち取る投球が持ち味の右投手です。メジャーでのプレー経験はありませんが、マイナーで着実に成績を残しており、昨季2Aから今季は3Aへとステップアップ。その中で今季は6勝3敗、防御率2.83の成績。5月17日以降は5戦5勝と上り調子で、来日前最後の登板(6月7日)は8回までノーヒットノーランに抑える好投もしました。

会見に臨んだドイル投手は「海外でプレーするのは初めてだが、日本で野球ができることは光栄だし、ホークスという素晴らしいチームに入団することができて嬉しい」と笑顔を見せました。セールスポイントとして「4種類のボールを操り、アメリカの投手の中では球種の使い分けや緩急で工夫する投球は得意な方」と話し、「チームの勝利に貢献したい」と意気込みを話しました。また、数学の教員免許を持つ意外な一面もあり、「野球には数字や確率がつきもの。物事を覚えるのも得意だ」とクレバーな投球にも期待がかかります。

最後には「オハヨウゴザイマス」「どーもアリガト」と覚えたての日本語を披露。また、「来日して車を運転しているが、右車線を走ってしまったら『(日本語で)スミマセン』。そして交差点を曲がるときにウインカーではなくワイパーを動かしていたら『スミマセン』」とジョークも飛ばす、明るいナイスガイです。

秋山幸二監督は「アメリカで投げている映像を見たが、日本の野球にもそのまま入っていけると思う。後半戦は9連戦もあり、先発の数、そして質が求められる。どんどん(チャンスを)つかんで、好成績を残してもらいたい」と期待を口にしました。

2012年6月17日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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