2012/07/03 (火)
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松中選手、これぞ4番の本塁打!「鷹の祭典」白星発進

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4番打者が、史上最大級の声援に感謝のアーチで応えた。7月2日(月)、今年の「鷹の祭典」初戦は、初の東京ドーム開催。福岡ソフトバンクホークス主催試合としては過去最多の46,441人の来場者で、スタンドは「VVグリーン」一色に染まりました。ライオンズに4対1で快勝した試合の一番の盛り上がりは7回裏。松中信彦選手の美しく、そして力強い3号2ラン本塁打のシーンでした。

「4番らしい打撃をしたいと思っていた」

リードはたった1点。ノーアウト二塁のチャンスに燃えないはずがありません。岸投手の緩いカーブを、ぐっと我慢して一気にフルスイング。打球は右中間スタンドに飛び込んでいきました。

松中選手はベンチ裏でも大興奮。観客動員数を聞くと本当に驚いた表情を見せ、「やりがいもある。いいプレーを見せられてよかった」と満面の笑みを浮かべていました。

今季はこれがまだ3本目のホームラン。松中選手自身、もちろん納得できる数字ではありません。加えて、6月16日(土)の試合でヘッドスライディングをした際に左手首を負傷。ファーム調整にもなりました。

しかし、一軍復帰2戦目の7月1日(日)から2試合続けての4番起用です。松中選手は「過去は過去」と振り返らず、「昨日からまた新たな気持ちでスタートした。これから一本でも多く、勝利のために打ちたい」と力強く話しました。

また、先発の岩嵜翔投手は9回途中までを投げ抜いて1失点の好投。5月6日(日)以来の今季4勝目をマークしました。久々の白星に「(緑一色のスタンドに)最初は圧倒されたけど、僕らと同じユニフォームをたくさんの人が着て応援してくれたので本当に勇気づけられた。本当に嬉しい」と笑顔がはじけました。一時は先発ローテから外れて中継ぎを経験。「悔しい思いもした。それを晴らしたかったし、これからも勝って『岩嵜は先発として出来るんだぞ』と思ってもらえるように頑張ります」とさらなる飛躍を誓いました。

2012年7月3日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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