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ホークスジュニア準決勝進出ならずも、投打とも光るプレーで快勝!
チームの集合写真
「NPB12球団ジュニアトーナメント2022 KONAMI CUP」の大会2日目に臨んだホークスジュニア。12月28日(水)は横浜スタジアムで広島東洋カープジュニアと対戦しました。
【戦評】
TQB(得失点率)次第で決勝トーナメント進出できる一戦。試合前から帆足監督は「10点取ろう」とナインを鼓舞した。
試合が動いたのは三回表。1番・東選手の適時内野安打で先制点を奪った。同点とされたが、四回表には4番・大庭選手が右越えの大会第1号勝ち越しソロ。さらに7番・上田選手の二塁打の直後に8番・早川選手が適時三塁打を放って3-1とした。
五回表は大庭選手がタイムリー。六回表は東選手のタイムリーと金城選手の2点打で得点を重ねた。
先発した古賀投手は2回無失点。2番手の松田投手は1失点したが、緩急自在の頭脳的なピッチングで三振も奪った。その後金城投手がつなぎ、最後はキャプテンの平松投手が1回無失点で締めくくった。
勝利したホークスジュニアだったが、TQBの結果、決勝トーナメントには進めず、大会を去ることになった。
力投する松田投手
ホームランを放って熱男ポーズを決めた大庭選手
タイムリー三塁打を放って塁上で喜ぶ早川選手
最終回に好投した平松投手
最後は保護者の皆さまも一緒に集合写真
帆足和幸監督
――準決勝進出はならなかったが、試合にはしっかり勝利しました。
「10点を取る目標には届かなかったけど、チームの取り組む姿勢、打席の入り方などは出来ていたと思います」
――チーム一丸で戦いましたね。
「しっかり立ち向かえたんじゃないかなと思います。昨日負けてしまったけど、気持ちもしっかり切り替えて、今日は今日で頑張ってくれたと思います」
――大庭選手は連日活躍しました。
「やっぱ頼りになる。彼が打てばチームも乗る。これからどこに行っても、中心になれる存在。流れを変えるだけの打撃はあると思う。彼の今後に期待します」
――4カ月の集大成の試合でした。
「足も使ってしっかり点数も取れましたし、ヒットはそれほど出なかったかもしれないけど、足を絡めた攻撃が出来て、うちの野球じゃないかなと思います」
――子供たちへ伝えたいことは?
「今日勝ったことを喜ぶのはもちろんいいのですが、ワイルドカードに届かなかった。悔しがるのか、嬉しがるのか。その差は出てくると思う。悔しいと思うならば、彼らの未来は明るいと思いますし、さらに向上してくれるんじゃないかなと思います」
大庭章生選手
――昨日に続いていいバッティングでした。
「ホームランは狙ってました。また、ホームランを打った後の3打席目もちゃんと広角に打とうと思ってレフトにヒットが出たのが良かったです」
――本大会での一発はどんな気持ち?
「練習試合でたまに打ってましたけど、やっぱり本大会で打てたのはめっちゃ嬉しかったです」
――熱男ポーズも飛び出しました。何点ですか?
「本大会で大きな熱男が出来たので良かったです。全力で決めてやろうと思って、ダイヤモンドを走ってました。だから120点です!」
――どんな4か月間でしたか?
「最初は全然周りについていかなくて。補欠かなと思いました。バッティングを家などでも練習して、その成果が出たかなと思います。すごく自信になりました」
松田一冴選手
――横浜スタジアムで登板しました。
「楽しかったです」
――緊張は?
「監督とコーチに『緊張は前日にしとけ』って言われたんで、全然緊張しませんでした。でも、昨日の夜は打たれたらどうしようと考えて寝られなかった。でも、朝起きたらすっきりしていました」
――緩急自在の投球。
「もともと球が遅いので、それを武器にして、普通の球と遅い球を投げて、コースや高さを意識しています」
――最後三振を奪いました。
「気持ち良かったです」
――叫びながら投げていた?
「おりゃーって言っています。決めに行くときだけですが」
――お父さん(松田宣浩選手)もずっと着ていたホークスのユニフォームで戦いました。どうでしたか?
「まずはこのチームに入れて、レベルの高い人たちと野球できてとてもいい経験ができた。僕自身も成長できたと思います」
――お父さんからどんな言葉を?
「楽しめ、だけです。こんなとこでやれる機会はないから頑張れ」
――試合に出てない時でも、チームのために献身的に動く姿勢が印象的でした。
「チームが優勝するため、自分が試合に出てるときは結果を出すのは当然ですが、出てないときでもチームのためにサポートするのを意識をしてやっていました」
――お父さんの野球に対する姿勢を見て、自分ではどんな心がけを?
「声を出すことです。声がすごいので、試合に出ていない時でもずっと声を出したり。そういうところを見習っています。投げるときの気合もそうです」
――今日のピッチングは何点ですか。
「120点でした。1点取られたけど、三振も取れて、クイックとか普通に足を上げるなどの使い分けも出来たし、牽制も、今まで学んできたことを活かせた登板でした」
――来季は巨人でプレーするお父さんへエールを。
「ホークスでやっていた時と同じように、普段のスタイルで、声出してチームを盛り上げて頑張ってほしい」
――自分の夢。プロ野球選手は?
「まだピンとこないです」
平松虎太朗キャプテン
――ナイスピッチングでした。
「タマスタ筑後の練習試合では足元が滑っていたんですけど、横浜スタジアムでは滑ることなく安定したピッチングができました。セットポジションに入ったときから重心を下に意識をしていました。よかったです」
――自己採点は?
「80点です。もっと初球からストライクを入れられるようになれば100点になります」
――キャプテンをやってみて?
「最初は個性的な選手が多くて、まとめるのが難しかった。でも、最近ではみんなもついてきてくれて、まとめがいがありました」
――何を心掛けた?
「キャプテンとして、自分の結果が悪くてもチームを優先して全力プレーをしました」
――今日の好投にもつながった?
「なかなか試合に出れない状況でしたが、出番が来たところで思いっきりプレーできた。準備が大事。それを学びました」
――これからの夢は?
「甲子園に行って、プロ野球選手になって、メジャーリーガーになることです。憧れは大谷翔平選手。僕はピッチャーをしているので、大谷選手のようなボールをいつか投げられるように頑張ります」
12月28日(水)場所:横浜スタジアム
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R |
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累計戦績:32勝7敗0分
バッテリー
ホークスジュニア:古賀、松田、金城、平松-早川
広島東洋カープジュニア:田渕川、井上、黒田、木村-石井
本塁打
ホークスジュニア:大庭(4回)