初めてのチームでの遠征は、イーグルスジュニア・ジャイアンツジュニア・マリーンズジュニア・ライオンズジュニア・ベイスターズジュニア・スワローズジュニアの6球団との対戦。NPBジュニアチームのレベルの高さを肌で感じる最高の機会となりました。また、飛行機移動や宿泊とチームのメンバーで長い時間を共に過ごし、チームワークを深める時間にもなりました。まだまだ課題は多く残りますが、ジュニアチームとの勝利・敗戦を通じて、更なる成長に繋がるきっかけとなるよう願っています。

遠征初日はイーグルスジュニア、ジャイアンツジュニアとのダブルヘッダーでした。イーグルス戦は初回、先頭の石丸選手が2ベースヒットで出塁し、宮城選手の犠牲フライで先制。4回にも追加点をあげ、この2点を投手陣が無失点リレーで守り勝利しました。続くジャイアンツ戦は初回から相手の強力打線に捕まり失点、一方の打線も先発投手を打ちあぐねて無安打に抑え込まれます。投手が変わった5回に反撃ののろしを上げますが、日没コールドにより敗戦となりました。
また、この日はYouTubeチャンネルの「トクサンTV」の取材がありました。後日取材の内容が公開されますので、こうご期待ください。

翌、遠征2日目は、マリーンズジュニアとライオンズジュニアとの戦い。初戦のマリーンズ戦は5回まで1安打無失点で投手陣の好投が光りましたが、6回表に四死球とヒットで同点に追いつかれる苦しい展開。しかしその裏、この日力強いスイングを見せていた4番黒木選手がサヨナラ本塁打を放ち、チームを勝利に導きました。ライオンズ戦は4回に3安打の固め打ちと犠牲フライ絡めて効果的に得点し、それを守り切り2連勝となりました。

最終日はトーナメント大会初戦の相手、ベイスターズジュニアとの戦いでスタート。初回に連打で2失点するものの、その裏すぐさま足も絡めて1点を返します。その後は両チームの投手陣が好投し、拮抗したまま終盤へと進みますが、最終回に3失点し悔しい敗戦となりました。2試合目のスワローズジュニアとの戦いは、ホークス11安打、スワローズ14安打と打って変わって打撃戦。大事な場面でエラーによるピンチを作り、手痛い連敗を喫しました。
関東遠征は3勝3敗の結果に。NPBジュニアチームのレベルの高さを目の当たりにし、選手たちは本戦に向けて、改めてしっかりと練習していこうと心に誓い帰路につきました。