大会本番までいよいよ1カ月です。選手たちは大会に向けて真剣に練習へ取り組んでいますが、そのつかの間で嘉弥真監督への誕生日サプライズを行ったり、ファンフェスティバルへ出演したりとイベントも盛りだくさん。選手たちはホークスジュニアとしての残りの活動時間を、一生懸命かつ楽しく過ごしています。

この日は10月に行ったIKベースボールクラブとの再戦でした。初回にホークスジュニアが先制点を奪いますが、流れを引き寄せることができず4回表に2点を奪われ逆転を許します。しかしその裏、福間選手の同点タイムリー、続く田村選手の逆転タイムリーを含む一挙4点のビッグイニングで再び主導権を握り、そのまま勝ち切りました。午後からは来年の読売ジャイアンツ二軍バッテリーコーチに就任が決まっている田口昌徳コーチをお招きし、打撃やキャッチングの指導を。技術指導だけでなく、気持ちの持ち方や声の出し方、準備の大切さなど改めて大切なことを教えていただいた選手達でした。

相手に先制を許し1点を追う展開の1試合目、宮城選手が値千金の逆転ツーランホームランで試合の流れを完全に引き寄せ、その後は投手陣と守備陣が粘り強くリードを守り切りました。2試合目は高野選手が 2打数2安打の固め打ちで大活躍。投手陣も要所を締め、2試合目も接戦を勝利することができました。
試合後は選手と父兄の皆さんで、嘉弥真監督の誕生日をサプライズでお祝い！チームの勝利と温かなプレゼントやお祝いに、嘉弥真監督は終始笑顔がこぼれるそんなひとときとなりました。

24日は朝から守備・打撃練習を実施しました。
練習後にみずほPayPayドームへ移動してファンフェスティバル2025に出演した選手たち。嘉弥真監督はファンの皆さんに向けて「現地や放送でこの子たちを応援してくれるととても嬉しいです」とコメントを送り、キャプテンの宮城選手は「今年は二連覇がかかっていますが、チャレンジャーの気持ちを持って目の前のボール一球一球に食らいつき、ソフトバンクホークスと同じ日本一を必ず成し遂げます」と力強い決意表明を行いました。
イベント出演後はすぐにグラウンドへ戻り福岡市の中学一年生選抜との練習試合へ。早朝からの活動で集中力が心配されましたが、投手陣はストライク先行の安定した投球で、守備も丁寧なプレーでリズムを生み完封勝利となりました。