プロ生活22年、日米通算165勝。
2002年に福岡ダイエーホークス(当時)に入団すると新人から5年連続2桁勝利をあげ、日本代表としても04年アテネ、08年北京の両五輪、さらに06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するなど活躍。
2011年オフからの海外挑戦を経て16年にホークスに復帰後も、22年には41歳で自己最速を更新する149km/hを記録するなど進化を止めることなく走り続けた和田投手。その軌跡を振り返ります。

和田投手

MESSAGE

和田投手からファンの皆様へ

和田投手へ
~感謝のメッセージや教えてもらったこと~

髙谷裕亮バッテリーコーチ

髙谷裕亮

明石健志2軍打撃コーチ

明石健志

杉山一樹投手

杉山一樹

大野稼頭央投手

大野稼頭央

板東湧梧投手

板東湧梧

嶺井博希選手

嶺井博希

又吉克樹投手

又吉克樹

東浜巨投手

東浜巨

甲斐拓也選手

甲斐拓也

前田純投手

前田純

リチャード(砂川リチャード)選手

リチャード

HISTORY

年表

1981
2月21日、山形県で生まれる。その後、愛知県へ転居。
1987
小学1年時に野球を始める。
1996
島根・浜田高へ進学。
1997
夏の甲子園に2年生エースとして出場。初戦で秋田商高3年の石川雅規(現ヤクルト)と投げ合う。
1998
2年連続で夏の甲子園に出場、ベスト8。
1999
早稲田大へ進学。
2002
東京六大学通算476奪三振に到達、江川卓の443奪三振を更新する新記録樹立。
ドラフト自由獲得枠で福岡ダイエーホークスに入団。
2003
4月 9日 西武ライオンズ戦でプロ初勝利。
4月16日 千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初完投・初完封勝利。
プロ1年目は26試合に登板、14勝5敗で新人王。
阪神タイガースとの日本シリーズでは第7戦で完投勝利を挙げ胴上げ投手。
2004
アテネ五輪に日本代表として出場。
2005
3月26日 自身初の開幕投手で勝利。
2006
第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場。
2007
入団1年目から5年連続で2桁勝利。
2008
北京五輪に日本代表として出場。
2009
4月3日 自身2度目の開幕投手、開幕戦のパ・リーグ新記録となる14奪三振で完封勝利。
2010
17勝(8敗)を挙げ自身初の最多勝を獲得。MVP、ベストナインも初受賞。
2011
オフに海外フリーエージェント権を行使、米メジャー・オリオールズへ2年契約で移籍。
2012
5月に左肘の通称「トミー・ジョン手術」を受け、この年メジャー登板なし。
2013
5月にマイナーで復帰もメジャー登板なし、オフにカブスへ移籍。
2014
7月28日 ロッキーズ戦でメジャー初勝利。
2015
11月7日 福岡ソフトバンクホークスが獲得を発表、5年ぶりの復帰が決定。
2016
NPB復帰1年目で15勝5敗、最多勝と勝率第一位の2冠を獲得。
2017
8月27日 ロッテ戦で井口資仁から三振を奪い史上51人目の通算1500奪三振。
2018
左肩痛のためNPBで自身初の1軍登板なし。
2019
6月23日 交流戦優勝が懸かった巨人戦で自身651日ぶりの復活勝利。
2020
10月27日 ロッテ戦に先発、自身初のリーグ優勝決定試合での勝利投手。
2021
4月21日 球団初となる40歳以上での複数勝利投手。
2022
5月29日 自己最速の149キロをマーク。
6月19日 日米通算150勝、杉浦忠が持っていた球団最多記録を更新する1757奪三振に到達。
9月30日 NPB通算150勝。
2023
4月5日  42歳1カ月で勝利投手、1991年今井雄太郎の41歳9カ月を上回る球団最年長記録を更新。
7月19日 42歳4カ月でオールスターゲームに登板、パ・リーグ最年長登板記録を更新。
2024
5月22日 20年ぶりの球団イベント「白のキセキ」で先発して7回無失点(現役最後の勝利)。
9月25日 NPB332試合目の登板でプロ初ホールド、球団最年長ホールド記録を更新。
11月5日 現役引退を発表。
和田投手

STATS

通算成績

シーズン 所属 試合 完投 完了 当初 補回 無点勝 無四球 勝利 敗北 引分 セーブ SP ホールド HP 勝率 打者 打数 投球回 安打 本塁打 犠打 犠飛 四球計 故四 死球 三振 暴投 ボーク 失点 自責点 防御率
2003 ダイエー 26 8 0 18 0 2 0 14 5 0 0 0 0 0 0.737 781 705 189 165 26 10 4 61 1 1 195 1 0 77 71 3.38
2004 ダイエー 19 7 1 11 0 0 0 10 6 0 0 0 0 0 0.625 534 (1) 482 128.1 110 23 9 1 38 0 3 115 2 0 67 62 4.35
2005 ソフトバンク 25 4 0 21 0 0 1 12 8 0 0 0 0 0 0.600 741 664 181.2 154 17 13 5 57 8 2 167 4 0 69 66 3.27
2006 ソフトバンク 24 6 0 18 0 3 3 14 6 0 0 0 0 0 0.700 657 591 163.1 137 18 20 3 42 1 1 136 2 0 57 54 2.98
2007 ソフトバンク 26 2 0 24 0 0 0 12 10 0 0 0 0 0 0.545 757 692 182 168 15 13 5 42 3 5 169 6 1 65 57 2.82
2008 ソフトバンク 23 3 0 20 3 0 2 8 8 0 0 0 0 0 0.500 671 608 162 167 12 17 7 36 1 3 123 3 0 65 65 3.61
2009 ソフトバンク 15 1 0 12 0 1 0 4 5 0 0 0 0 0 0.444 337 304 84.1 72 13 6 2 24 0 1 87 1 0 39 38 4.06
2010 ソフトバンク 26 1 0 25 0 0 1 17 8 0 0 0 0 0 0.680 696 618 169.1 145 11 18 4 55 0 1 169 2 0 59 59 3.14
2011 ソフトバンク 26 4 0 22 0 2 2 16 5 0 0 0 0 0 0.762 726 662 184.2 145 7 17 3 40 0 4 168 5 0 33 31 1.51
2016 ソフトバンク 24 2 0 22 0 1 0 15 5 0 0 0 0 0 0.750 662 610 163 138 22 9 0 38 0 5 157 0 0 58 55 3.04
2017 ソフトバンク 8 0 0 7 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 1.000 181 170 47 34 1 2 1 8 0 0 34 1 0 13 13 2.49
2019 ソフトバンク 12 0 0 12 0 0 0 4 4 0 0 0 0 0 0.500 240 220 57.2 56 11 3 1 14 0 2 45 0 0 26 25 3.90
2020 ソフトバンク 16 0 0 16 0 0 0 8 1 0 0 0 0 0 0.889 346 310 85.2 66 7 2 2 31 0 1 75 1 0 30 28 2.94
2021 ソフトバンク 18 0 0 18 0 0 0 5 6 0 0 0 0 0 0.455 396 361 94.1 95 14 4 1 27 1 3 83 0 0 49 47 4.48
2022 ソフトバンク 17 0 0 16 0 0 0 7 4 0 0 0 0 0 0.636 324 292 81 64 3 4 5 22 0 1 75 0 0 28 25 2.78
2023 ソフトバンク 21 0 0 20 0 0 0 8 6 0 0 0 0 0 0.571 414 367 100 89 10 11 4 29 0 3 85 0 0 39 36 3.24
2024 ソフトバンク 8 0 0 5 0 0 0 2 2 0 0 0 3 3 0.500 108 97 26.1 27 2 3 2 4 0 2 18 0 0 12 11 3.76
通算 17年 334 38 1 287 3 9 9 160 89 0 0 0 3 3 .643 8571 (1) 7753 2099.2 1832 212 161 50 568 15 38 1901 28 1 786 743 3.18

GOODS

引退記念グッズ

和田投手

フェイスタオル
1,600円(税込)

和田投手

トートバッグ
2,500円(税込)

和田投手

アクリルキーホルダー
800円(税込)

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柴犬キーチェーン
2,200円(税込)

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アクリルスタンド
2,200円(税込)

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サインボール
3,300円(税込)

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ブランケット
4,500円(税込)

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Tシャツ
3,900円(税込)

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パーカー
7,700円(税込)

EVENT

記念イベント

BOSS E・ZO FUKUOKA

「ありがとう和田毅投手」引退特別展示を開催

入団から現在までの足跡を振り返る記念展示「ありがとう和田毅投手展」を、11月23日(土・祝)~12月15日(日)の期間中、BOSS E・ZO FUKUOKA 4F 王貞治ベースボールミュージアム Supported by DREAM ORDERにて開催します。

モバタカ

和田投手ありがとう企画

公式サイト「モバタカ」では、これまで和田投手が登場したコラムやヒーローメッセージを振り返る特集コーナーを開催