2009/07/08 (水)

長谷川選手、攻守にわたる活躍

5回裏無死、鈴木選手の中飛をジャンプして好捕する中堅手長谷川選手
5回裏無死、鈴木選手の中飛をジャンプして好捕する中堅手長谷川選手
長谷川勇也選手が美技を連発した。5回先頭のオリックス鈴木選手がセンター後方へ放った飛球。全力疾走で追い、人工芝を蹴ってジャンプした。体をフェンス方向に向けたまま、左手を伸ばせるだけ伸ばすと、ボールはドンピシャでグラブにおさまった。勢い余って両ひざをつき、フェンスに激突。左手を気にするそぶりも見せたが「ぶつけてないから大丈夫。積極的に(捕りに)いこうと思った」。ピンチを未然に防ぎ、プレーでチームを鼓舞した。

最後まであきらめない姿勢を示した。8回の守備でもリードを4点に広げられた直後の2死走者なしから、大引選手の大飛球をジャンピングキャッチ。178cmの体を懸命に伸ばして飛びついた。9回の攻撃では2死走者なしから守護神加藤投手の146km/hの直球をはじき返し、左翼線を破る二塁打で出塁。2回の内野安打に続き、3試合ぶりのマルチ安打をマークした。

攻守にわたって球宴選手にふさわしい活躍を見せたが、チームが敗れただけに満足できるはずもない。試合後は、まゆをひそめて「第1打席からあの(9回の)打撃ができないと。エンジンのかかるのが遅い」と自分を責めた。胸に燃える向上心をたぎらせ、今日8日の連敗阻止に挑む。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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