「楽天キラー」は健在だ。藤岡好明投手が開幕ローテーション5番手に当確となった。オープン戦初先発で5回3安打1失点。ゴロを打たせる低めの投球で、好相性の楽天打線を料理した。
予定の5回を投げ切ると、グラブで川崎宗則選手とハイタッチしてベンチへ引き揚げた。柔和な顔がさらに緩む。「久々に5回を投げたので不安があったけど、思ったより投げられた」。4回にフィリップスの適時二塁打で1点を失ったが、きっちり試合を組み立てた。
ゴロを打たせる投球が光った。奪った15のアウトのうち9個がゴロ。5回を68球で乗り切った。「意識して投球した部分はある。早いカウントで勝負するのが理想なので」。昨季中盤に先発へ転向したばかりでスタミナに不安が残るだけに、低めの投球を心がけて凡打の山を築いた。
秋山幸二監督は「順調に来てるね」。巽真悟投手や大場翔太投手ら先発争いのライバルに比べ昨季5勝の実績は一枚上。杉内俊哉投手、和田毅投手、ホールトン投手、大隣憲司投手に続く先発5番手の座をほぼ手中にした。
「楽天キラー」の名も確かなものにした。昨季は楽天戦9試合の登板で2勝0敗、対戦防御率2.52。「今年は今年なんで、そこは意識していない」と意に介さないが、昨季チームが11勝13敗、クライマックスシリーズでも2連敗と苦しんだ天敵だけに、頼もしい存在になりそうだ。
藤岡投手に慢心はない。「まだスライダーがもうちょっと。(ローテの)枠に入っても結果を出せないと意味がない」。先発争いはあくまで通過点。1年間フル回転を目指して努力を重ねていく。
関連リンク > 、、、、、、
(提供:西部日刊スポーツ新聞社)
一覧へ戻る