2010/03/06 (土)

和田投手、今季の目標に掲げる200奪三振が現実味を帯びる

3回表、金城選手の投ゴロをナイスキャッチする和田投手
3回表、金城選手の投ゴロをナイスキャッチする和田投手
「200K」が見えた!ホークス和田毅投手がオープン戦2度目の先発で4回1安打無失点と快投を見せた。全4三振を奪った直球は本人も手応え十分。今季の目標に掲げる200奪三振が現実味を帯びてきた。

狙った「K」は逃さない。初回1死、カウント2-2から横浜山崎選手への6球目。和田投手の脳裏には「三振」の2文字しかなかった。左腕をしならせ、外角高めへ141km/h直球。バットに空を切らせ、白球はミットに吸い込まれた。「狙って三振がとれた」。開幕へ向け手応え十分の1球だった。

2回で自信は確信になった。1死後のスレッジ選手を外角低め直球で見逃し三振。昨季27発の大砲も微動だにできなかった。好調時のバロメーターは「外の真っすぐで空振りや見逃しがとれること」。球の出どころが分かりにくい独特のフォームができているからこそ、球速以上に打ちづらい。

前回2月26日広島戦の最速138km/hから、この日は141km/hへアップした。「140km/hも超えたし、自分らしいボールが何球かあった」。今季からマスターしたカーブとの球速差は最大26km/h。緩急を身につけたことで直球の威力も増した。秋山幸二監督は「球が走っていた。低めに伸びる球があったのは成果じゃないかな」と評価。観戦した王会長も「安心してみていられたよ」と目を細めた。

自身初の「200K」に向けても自信を深めた。オープン戦2試合の計6イニングで8奪三振。昨季も5月末に左ひじ炎症で離脱するまで奪三振数トップを快走しており、新たに緩急を手に入れた和田投手なら自己最多195奪三振(03年)を上回るのは不可能ではない。「まだボールが高いところもあったし、その辺は修正したい」と開幕への伸びしろも十分。早大時代の称号「ドクターK」が、再び和田投手の代名詞になる日は近い。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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