2010/03/13 (土)

和田投手、オープン戦ラスト登板を6回2失点で締めくくる

6回を投げ4安打2失点と好投した和田投手
6回を投げ4安打2失点と好投した和田投手
和田毅投手が、オープン戦ラスト登板を6回2失点で締めくくった。12日のヤクルト戦に先発。5回、ガイエル選手に2号2ランを浴びて連続無失点イニングは「10」で途切れたが、あこがれのヤクルト石川投手との投げ合いで、シーズンさながらの緊張感あるピッチングを披露した。2軍戦1試合を経て、背番号21が8年目のシーズンに向かう。

和田投手が中身の濃い77球を投げ込んだ。失敗もあったが、シーズンに生かせばいいと言わんばかりだ。5回裏無死一塁。初球の高め直球をガイエル選手に痛打され、2ランを食らった。だが、悲観していない。「今日はブルペンから直球がよくなかった。ひじも痛くなく、投げ終えられたのが一番。本塁打は想定の範囲内。シーズンで気をつけたい」。自身のオープン戦無失点イニングは「10」で途切れたが、ゲームを振り返る顔には、笑みが浮かんでいた。

調子が悪くても、抑える技術があった。光ったのはテンポのよさ。6回を77球。試合時間はわずか2時間10分だ。ヤクルト石川投手に負けじと、自らのリズムに引き込む技が生きた証しだった。直球が危険と感じれば、変化球を駆使した。3回裏。先頭の田中浩選手を出塁させたが、続く相川選手を二ゴロ併殺に仕留めた。初球にボール球の直球を投げ、3球続けて変化球。狙い通りにピンチを脱した。

因縁の石川投手との投げ合いも楽しんだ。出会いは浜田(島根)の2年生エースとして出場した97年夏の甲子園。初戦で押し出しのサヨナラ四球を与えた打者が秋田商の3年生・石川投手だった。プロ入り後も小さな体で奮闘する姿を尊敬してきた。05年の交流戦で初対戦したが、投げ合うのはそれ以来5年ぶり。この日は和田投手の近くで行われていたヤクルト石川投手の記者会見に「今日は勉強になりました」とちゃめっ気たっぷりの笑顔で“乱入”した。

キャンプ中に左ひじに張りを覚え、調整が遅れていた和田投手にとって、この日のマイナスポイントは1つだけ。あまりのテンポのよさに、予定された100球まで球数が到達しなかったことだ。ただ、それも19日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)に投げてクリアする。「今日は(他投手との)登板の兼ね合いがあるので。ブルペンでも投げられる」。今季初登板が予定されている本拠開幕の26日オリックス戦(ヤフードーム)へ、死角はなくなるはずだ。
関連リンク >
関連リンク > 個人成績(投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 和田投手、オープン戦ラスト登板を6回2失点で締めくくる