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| フリー打撃を行う李選手 |
新助っ人、李ボム浩選手が開幕戦で「ダル撃ち」を再現する。18日にチームとともに札幌入り。20日に迫った日本デビュー戦を前に、昨春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝の日本-韓国戦で、9回に同点適時打を放ったダルビッシュ投手との再戦を心待ちにした。
敵地に足を踏み入れた李選手が、熱い血をたぎらせた。飛行機の窓から一面の銀世界を見下ろし、寒風吹く札幌の地に降り立った。いよいよ20日、日本でのデビュー戦を迎える。相手は因縁の相手ダルビッシュ。はやる気持ちを抑え、静かな口調で意気込みを語った。
李選手「相手がダルビッシュだろうと誰だろうと関係ない。ダルビッシュだけと戦うわけではないから。自分の仕事をするだけだ。」
「自分の仕事」は分かっている。昨年3月23日(日本時間24日)にロサンゼルスで行われたWBC決勝、日本-韓国戦の再現だ。2-3の9回裏2死一、二塁の場面でダルビッシュ投手から左前へ同点適時打を放った。現地で観戦していた王会長もこの日、韓流助っ人に対して「大舞台に強いからね」と期待を口にした。通算成績3勝12敗と天敵右腕に苦しめられているチームにとって心強い存在だ。
ダルビッシュ投手とは1月22日の自主トレ公開取材日に宮崎市内の球場ですでに顔を合わせ、互いにサングラスを外して頭を下げた。わずか数秒間、会話らしい会話もなかった。早くも闘争心がわき立っていた。練習後の会見で「去年は1度打ったけど、これからはずっと対戦する。(ダルビッシュ投手へ)『これからよろしくお願いします』と伝えておいてください」とメディアを通じて“宣戦布告”した。
この日の札幌市は最高気温1度、最低気温マイナス4度と冷え込んだ。福岡と10度以上の気温差も李選手は意に介さない。ハンファ時代からトレーナーとしてタッグを組む趙通訳が「韓国の開幕も寒い。しかも今回はドーム球場ですから」と代弁した。寒さにも負けない熱き闘魂を日本最強右腕にぶつけるだけだ。