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| 開幕前日練習でノックを受け、締まった表情で球を追うホークス杉内投手 |
「不敗神話」をバックに、杉内俊哉投手がいざ出陣だ。ホークス杉内投手はダルビッシュ投手とのエース対決にも必勝を誓った今日20日の開幕日本ハム戦を前に、19日は札幌ドームで練習に励んだ。プロ入りから過去8年間、杉内投手のシーズン初登板は自身6勝無敗でチームはすべて勝利している。2年ぶり2度目の開幕投手で秋山ホークスに白星を運ぶ。
勝つ。絶対に。決戦を前に、杉内投手が必勝を誓った。開幕投手恒例の前日会見。身長175cmの体が大きく、頼もしく見えた。
敵地札幌ドームでキャッチボールなどの練習を終えると、居並ぶテレビカメラの放列の前で胸を張った。ほおにこわばりはなく、両肩にも余計な力は入っていない。ただ、やや早口になった言葉に、高ぶる闘志がにじんでいた。
杉内投手「すごく体がキレているし、調子もいい。投げるからには勝ちたいし、チームに勝利をもたらすような投球をしたい。」
「不敗神話」は終わらせない。プロ入り後の過去8年間で、シーズン初登板は6勝無敗。自身に白星がつかなかった2試合でも、チームは勝利している。
杉内投手「それは知ってます。今年も負けるつもりはありませんよ。」
秋山ホークスの今季を左右する開幕戦。杉内投手にとって2年ぶり2度目の大役に向け、5カ月もの時間をかけて準備を進めてきた。
実は昨年11月に、早々と開幕投手を言い渡されていた。秋季キャンプ中に高山郁夫投手コーチから「逆算して調整してほしい」と通告されたという。今季に向けては自主トレで体幹を鍛えるエクササイズ「ピラティス」を取り入れ、自己最速の2月14日に紅白戦で実戦登板するなど、万全の態勢を整えてきた。秋山幸二監督も「本当にいい状態。開幕に向けてベストできてくれた」と全幅の信頼を置いた。
ダルビッシュ投手とは08年4月18日以来701日ぶりの投げ合いとなる。過去5度の直接対決(06年プレーオフ含む)では0勝3敗。神経をすり減らすような投手戦は覚悟している。
杉内投手「(簡単には)点を取れないと思うけど、僕が頑張りさえすれば接戦になる。先制点を与えず粘り強い投球をしていれば、バッターの人が点を取ってくれると思う。」
味方を信じてゼロを並べていくだけだ。頂上決戦を制して白星を手にすれば、斉藤和巳投手を抜いてチーム現役単独トップの通算80勝目。ホークスのエース、そして日本のエースは誰なのか。これ以上ない最高の舞台で明らかにする。