厳選!月間“MVG”で2023年を振り返る。

早いもので2023年も残りわずか。今季も胸熱くなる試合やシーンがたくさんありました。「週刊ホークス」厳選、各月から1試合ずつMVPならぬ“MVG(ゲーム)”をチョイス。あの興奮や感動を思い出しましょう。
3・4月
3月31日・千葉ロッテ戦(PayPayドーム)○4-0
打のヒーローは「4番」栗原選手。0-0の6回裏ノーアウト一、二塁から超満員のライトスタンドへ1号3ラン。1年前の左膝の大怪我からの復活を印象付けるホームランでヒーローとなり「すごく苦しかったですけど、もう1回ここに立つことを考えながら頑張ってきて、本当に良かったなと思います。あの1周を回っている時間がすごく幸せでしたし、うれしかったです」とお立ち台で語りました。
5月
24日・北海道日本ハム戦(エスコンF)○2-1
和田投手がNPB通算2000投球回に到達。史上93人目、ホークスでは1972年三浦清弘投手以来51年ぶり4人目で、左腕では初めての偉業。5回を3安打1失点、この時点でチーム最多タイの4勝目を挙げました。
6月
6日・ベイスターズ戦(PayPayドーム)○2×-1
牧原大選手がプロ13年目で初のサヨナラ打。「いつもこういう場面で回ってきたときは凡打だったので、今日は良かった(笑)」。モイネロ投手が自身2度目となるイニング3者連続3球三振の快記録を達成。
7月
25日・オリックス戦(京セラドーム)○5-0
有原投手が気迫の熱投で完封勝利。連敗トンネルを12で脱出。115球6安打11奪三振の投球でした。「最後まで行くという気持ちでマウンドに上がっていました」。
8月
18日・埼玉西武戦(PayPayドーム)○8-0
石川投手がノーヒットノーランを達成。「応援してくれるたくさんの人のおかげでこのマウンドに立ててるのは間違いないですし、全ての支えてくれてる人に感謝したいなって思います」。また、柳田選手はこの日16号弾を放ち通算1500安打を記録しました。
9・10月
9月30日・北海道日本ハム戦(PayPayドーム)○3×-2
1点を追う9回裏にドラマ。先頭・柳田選手が田中正義投手の内角直球を打ち返す21号は起死回生の同点ソロに。球場の興奮冷めぬ中、1アウト後に中村晃選手が弾丸ライナーを右翼ポール際に打ち込みました。5号サヨナラ弾。「もう何とか勝ちたいという思いだけで。最高の結果になって良かったです」。