2022/12/14 (水)
選手

近藤選手が入団会見「もっと成長する環境で勝負したかった」

12月14日(水)、新入団した近藤健介選手(背番号3)の入団会見が福岡市内のホテルで行われました。

近藤選手は千葉県出身の29歳外野手。横浜高校から2011年ドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。
球界屈指のアベレージヒッター。さらに選球眼のよさが持ち味であらゆる打順で能力を発揮してきました。今季は99試合出場で打率.302、8本塁打、41打点、8盗塁、出塁率.462を記録しました。
プロ通算でも通算打率.307で、1016安打、出塁率.413と非常に高い成績をマークしています。
そして、今オフに国内フリーエージェント権を行使し、ホークスに移籍をしました。

以下、会見の主な一問一答です。

今の心境は?

「やっと落ち着いて日々を過ごせるなと、ホッとした気持ちがあります」

ホークス移籍の決め手は?

「僕自身が野球選手としてこれまで培ってきた技術で勝負するか、それともこれからもっともっと成長する環境で勝負するかと考えた時に、もっと厳しい環境に身を置いて成長をしたいと思ったからです」

交渉では藤本博史監督や長谷川勇也コーチともお話をされました。印象に残っている言葉などは?

「藤本監督からは『ぜひ(ホークスに)』との言葉をいただきましたし、長谷川コーチからはホークスの厳しさ、ホークスならではのプレッシャーといった、そういう言葉をいただいた。来年で30歳。そういったことを言われることも少なくなってきました。そういう言葉をかけてくださる存在は大きいと感じます」

長谷川コーチについて。

「ずっと『師匠』と呼ばせていただいた。2014年に自分が初めて一軍でやっている時からかかわりを持たせてもらっています。ああいう打者になりたいと思っていました。最初はなかなか声がかけられませんでしたが、ようやく声を掛けたら、その後は逆に色々と声をかけてもらい自分の成長も気にしてくださった。師匠という言葉しかないです」

同じチームになります。

「これからは長谷川コーチはだけでなく、自分のことをチームのみんなにもまずは分かってもらえるプレーをして、そこからコミュニケーションをとっていきたい」

ホークスの印象は?

「ホークスに勝つためだという思いでやっていたところはあります。ホークスは魅力ある選手が多いですし、秀でた選手も多い。手強かった。打撃練習を見てるだけでもそう感じましたが、参考にもなりました。僕の場合はやはり長谷川さん、中村晃さんが似たタイプと思っているので、特に見ていました。ミスショットのない打撃練習が印象に残っています」

ホークスでどんな持ち味を発揮したい?

「選球眼やつなぎ役。そこを意識して11年間やってきました。ブレることなくやりたいし、任された打順をやれるのも長所だと思っています。しっかりアピールしたい」

背番号3について

「ホークスの伝統ある背番号だと認識していますし、その重み、プレッシャーをしっかり感じながらも、これからは自分の番号にしていきたいです」

藤本監督は1番打者の構想もあるようだが。

「正直、食事を一緒にさせてもらったとき『1番は苦手です』とお伝えしたんですけど(笑)、そこを任せられればしっかり持ち味を発揮できるように頑張りたい。選球眼や出塁率を求められると思うので、よりしっかりと明確に結果を出していきたい」

目標は?

「個人的なことより、チームのリーグ優勝や日本一を目指していきたい」

優勝への意気込み

「チームの熱量などは実際に入ってみないと感じるのは難しい。チームの輪の中に入って、そんな熱もみんなに分け与えてもらいながらしっかりやりたい」

ファンの皆さんへ

「これからホークスの近藤としてファンの皆さんへ、こんな選手なんだと分かってもらえるように、毎日コツコツしっかりやっていきたいと思います」

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