12月14日(水)、新入団した近藤健介選手(背番号3)の入団会見が福岡市内のホテルで行われました。
近藤選手は千葉県出身の29歳外野手。横浜高校から2011年ドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。
球界屈指のアベレージヒッター。さらに選球眼のよさが持ち味であらゆる打順で能力を発揮してきました。今季は99試合出場で打率.302、8本塁打、41打点、8盗塁、出塁率.462を記録しました。
プロ通算でも通算打率.307で、1016安打、出塁率.413と非常に高い成績をマークしています。
そして、今オフに国内フリーエージェント権を行使し、ホークスに移籍をしました。
以下、会見の主な一問一答です。
「やっと落ち着いて日々を過ごせるなと、ホッとした気持ちがあります」
「僕自身が野球選手としてこれまで培ってきた技術で勝負するか、それともこれからもっともっと成長する環境で勝負するかと考えた時に、もっと厳しい環境に身を置いて成長をしたいと思ったからです」
「藤本監督からは『ぜひ(ホークスに)』との言葉をいただきましたし、長谷川コーチからはホークスの厳しさ、ホークスならではのプレッシャーといった、そういう言葉をいただいた。来年で30歳。そういったことを言われることも少なくなってきました。そういう言葉をかけてくださる存在は大きいと感じます」
「ずっと『師匠』と呼ばせていただいた。2014年に自分が初めて一軍でやっている時からかかわりを持たせてもらっています。ああいう打者になりたいと思っていました。最初はなかなか声がかけられませんでしたが、ようやく声を掛けたら、その後は逆に色々と声をかけてもらい自分の成長も気にしてくださった。師匠という言葉しかないです」
「これからは長谷川コーチはだけでなく、自分のことをチームのみんなにもまずは分かってもらえるプレーをして、そこからコミュニケーションをとっていきたい」
「ホークスに勝つためだという思いでやっていたところはあります。ホークスは魅力ある選手が多いですし、秀でた選手も多い。手強かった。打撃練習を見てるだけでもそう感じましたが、参考にもなりました。僕の場合はやはり長谷川さん、中村晃さんが似たタイプと思っているので、特に見ていました。ミスショットのない打撃練習が印象に残っています」
「選球眼やつなぎ役。そこを意識して11年間やってきました。ブレることなくやりたいし、任された打順をやれるのも長所だと思っています。しっかりアピールしたい」
「ホークスの伝統ある背番号だと認識していますし、その重み、プレッシャーをしっかり感じながらも、これからは自分の番号にしていきたいです」
「正直、食事を一緒にさせてもらったとき『1番は苦手です』とお伝えしたんですけど(笑)、そこを任せられればしっかり持ち味を発揮できるように頑張りたい。選球眼や出塁率を求められると思うので、よりしっかりと明確に結果を出していきたい」
「個人的なことより、チームのリーグ優勝や日本一を目指していきたい」
「チームの熱量などは実際に入ってみないと感じるのは難しい。チームの輪の中に入って、そんな熱もみんなに分け与えてもらいながらしっかりやりたい」
「これからホークスの近藤としてファンの皆さんへ、こんな選手なんだと分かってもらえるように、毎日コツコツしっかりやっていきたいと思います」