2023/01/30 (月)
選手

有原投手が入団会見「期待に応えられるように必死に」

1月28日(土)、有原航平投手(背番号17)の入団会見が福岡市内のホテルで行われました。
有原投手は広島県出身の30歳右腕。広陵高校から早稲田大学を経て、2015年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。1年目から先発ローテ投手として活躍。2019年には15勝を挙げ、最多勝を獲得するなど3度の2桁勝利をマーク。6年間で通算60勝をマークして、2021年にポスティングシステムにより、米大リーグのテキサス・レンジャーズへ移籍しました。米メジャーでは2年間で3勝7敗、防御率7.57。昨季限りでFAとなっていました。

以下、入団会見の主な一問一答です。

今の気持ちは?

「福岡に来て、ソフトバンクホークスに入団することできてうれしく思っています」

ソフトバンクから獲得オファーがあった時の気持ちは?

「何度も福岡で投げさせてもらっていますし、対戦していて本当にやりにくいチームだった。強いという印象だったので、そのようなチームから声をかけてもらって嬉しかった」

入団の決め手は?

「この2年間、正直、そこまで先発としての数もこなせてなかったが、その中でも高い評価をしてくださり、強いチームで一緒にやろうと言っていただけた、その中でやってみたいと思ったのが一番のきっかけです」

交渉では心をくすぐる言葉もあった?

「対戦して手強かった、と言っていただいた。選手として嬉しかった。このチームに貢献したいと思いました」

日本ハム時代のソフトバンクの印象は?

「本当に、とにかく強くて。どの選手が出てきても素晴らしい選手と思っていました」

特に印象に残る選手や試合は?

「何試合も投げてきたので、この試合の限定するのは難しいが、柳田さんには何本もホームランを打たれている(苦笑)。だから柳田さんの印象が強い」

ソフトバンクで誰か連絡などは?

「和田(毅)さんにはすぐ電話をさせていただきました。『一緒に頑張ろう』と言っていただけた。心強い先輩なので、沢山質問もして勉強していきたいと思っています」

日本ハム時代に同僚だった近藤ともまた一緒に。

「連絡をとりました。まだホークスの選手にあまり挨拶できていないので、まずは近藤という友達がいてやりやすいかなと思いますし、チャンスにも強く心強い。(日本ハム時代に)何度も助けてもらいました。これからも助けてもらいたい」

米球界の2年間は?

「苦しい時間が多かったけど、これだけ野球としっかり向き合って考えることも、(以前は)なかなかなかった。満足いく成績は残せなかったけど、この経験を活かして成長するのが大事。良い2年間だったと思えるように、これから頑張って行きたい」

21年に肩の手術もあった。コンデイションは?

「手術したところは問題ない。キャンプインしてペース上げて、しっかり投げていきたい」

持ち味は?

「色んな球種を使って、球数を少なく長いイニングを投げるのが僕の強みであり仕事です。今後もぶれずに続けていきたい」

選手層の厚いソフトバンクだが?

「まずは健康に、しっかり動けて投げられる姿を見せること。キャンプインしてコンデイションをしっかり整えたい」

日本ハム時代の6年間で通算60勝、最多勝もとった。今季の目標は?

「ルーキーのような気持ちでがむしゃらにやる。目標は考えていない。優勝に貢献できるように一生懸命投げるだけ」

三笠GMの期待も大きい。

「本当に嬉しい。やらなきゃいけないと思う。そのつもりで頑張ります」

千賀が抜け、エース級の柱としての期待が大きい。

「そこを期待して獲ってもらったと思う。それに応えられるように必死にやるだけ」

福岡は故郷広島からも近い。

「両親や地元の友達も応援に行くと言ってくれた。それも心強いです」

ファンにメッセージを。

「福岡ソフトバンクホークスのファンの皆様、有原航平です。今シーズンからよろしくお願いします。必死に頑張ります」

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