2008.06.27 FRI
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勝利への執念が実を結び、熾烈な交流戦を制したソフトバンク。今日からパ・リーグのペナントレースが再開し、楽天との3連戦に入ります。北九州市民球場で行われる初戦の先発は、チームトップタイの7勝を挙げている大隣。
試合は、その大隣が1回に高須のソロで1点を先制されてしまいますが、その後は粘りの投球で追加点を阻止していきます。すると3回、先頭の長谷川がチーム初ヒットとなる2塁打で出塁し、続く松田が詰まりながらもセンター前へ同点タイムリー。
序盤で追いついてもらい、その後毎回ランナーを背負いながらも、力投を続ける大隣でしたが、6回フェルナンデスに捕まり勝ち越しのソロ。しかしその裏、すぐさま打線が奮起し、川崎が四球で出塁すると、続く松中がライトへ強烈な2塁打。この無死3塁2塁のチャンスで小久保が、センターへきっちり犠牲フライを放ち、再び同点。試合を振り出しに戻し、終盤を迎えます。
1点を争う接戦は7回、2死2塁のピンチを先発・大隣からマウンドを継いだ2番手・久米が1球で切り抜けると、8回には無死満塁のピンチに3番手・ニコースキーが強気の投球で、楽天の攻撃を無得点に封じ込めます。
すると同点で迎えた9回裏、2死から松田が四球で出塁し、山崎がフルカウントから粘った7球目をライト前へ弾き返し、3塁1塁のチャンス。ここで本多が変化球を振りぬき、鋭い打球はセンター前へ。本多の自身初となるサヨナラタイムリーで、ソフトバンク今季7度目の劇的サヨナラ勝利を掴みました。
終盤に楽天の攻撃を凌ぎ、サヨナラを呼び込んだニコースキーが今季2勝目。
交流戦で更に勝負強さを増したソフトバンク。これで北九州で今季負け知らずの3戦全勝。勢いそのままに交流戦明け・白星スタートを決め、ここから再びパ・リーグ制覇への道のりがスタートしました。

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