2008.07.27 SUN
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1X
R
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2連勝で迎えたロッテ3連戦の3戦目。同一カード3連勝を狙うソフトバンクは、北京オリンピック前の最終登板に臨む和田が先発。
試合は1回、その和田が西岡に先頭打者アーチを浴び、ロッテに先制点を許してしまいますが、直後の裏にすぐさま打線が援護。本多・川崎の連打から1死3塁1塁のチャンスを作ると、小久保がセンターへきっちり犠牲フライ。すぐに同点に追いつき、試合の流れを引き戻します。
その後、和田は序盤のピンチを粘りの投球で切り抜け尻上がりに調子を上げると、4回から3イニング連続の三者凡退。中盤でリズムを作り、ロッテ打線を封じ込めていきます。
しかし打線が、ロッテ先発・渡辺俊の緩いカーブを織り交ぜた巧みな投球を攻略出来ず、試合は2回以降1点を争う投手戦に。すると8回、好投を続ける和田が先頭打者を四球で出してしまい、2死3塁から里崎にレフト前へ痛恨の勝ち越しタイムリー。
終盤の1点が重くのしかかりますが、それでも9回主砲・小久保のバットがチームを救います。内角の変化球を振り抜くと、小久保の気持ちが乗り移った打球は、センターバックスクリーン右へ値千金の第18号同点弾。土壇場で試合を振り出しに戻し、ソフトバンク今季11度目の延長戦へ突入します。
延長戦に入り、10回のマウンドも和田、11回を馬原、12回を高橋秀・陽の継投で無失点。すると最終12回裏、長谷川のヒット、明石の送りバントなどで2死3塁2塁のチャンス。ここで本多が高めの直球を叩き、レフト前へサヨナラタイムリー。両軍一歩も譲らぬ好ゲームを制し、これでロッテに同一カード3連勝を飾り、今季対戦成績を8勝7敗としました。
先発の和田は、10回を6安打・5奪三振・2失点、145球の熱投でチームの勝利に大きく貢献。また12回のピンチを凌いだ陽に嬉しいプロ初勝利。
ナイン全員の気持ちをひとつに、今季9度目のサヨナラ勝ちを決めたソフトバンク。また日本ハムが敗れたため、チームは単独2位へ浮上。明日からの日本ハム2位攻防・2連戦へ最高の形で繋ぎました。

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