試合情報

プロ野球新記録のオープン戦13連勝で締めくくりだ。11得点の大勝に導いたのが松田宣浩選手のバットだ。初回に1点を先制した後の2回表、無死二塁で追加点となるタイムリー二塁打。その一打を契機に中村晃選手の2点二塁打、今宮健太選手のタイムリーも飛び出てこの回一挙4点を奪った。そして5回表、松田選手に待望のオープン戦第1号本塁打が飛び出した。7回表には三塁打を放ち、次打者柳田悠岐選手の犠飛でホームを駆け抜けた。好調なチームの中にあって、やや湿りがちだったバットに戻った快音。開幕へ万全だ。

今年のオープン戦は19試合を戦い15勝2敗2分。もちろん12球団1位で、勝率（.882）、打率（.302）、本塁打（15本）、得点（108）、盗塁（36）、防御率（2.00）、奪三振（140）と打って、走って、守って、すべてが球界トップだった。個人別でも柳田選手が4本塁打で2年連続の本塁打トップ（スワローズのバレンティン選手とタイ）。内川聖一選手は17打点で1位だった。2014年ペナントレースへ、このままの勢いで突き進むのみ。今は「3・28」がとにかく待ち遠しい。