2017/03/25 (土)
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デスパイネ選手入団会見「勝負を分ける場面で打つ」

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3月25日(土)、アルフレド・デスパイネ選手(背番号54)の入団会見がヤフオクドーム内のプレスカンファレンスルームで行われました。

デスパイネ選手はキューバ出身の30歳。昨年まで3シーズンはマリーンズでプレーして主に4番を打ち、通算282試合で54本塁打、187打点と勝負強さを発揮しました。また、来日以前はキューバリーグで10年間プレーして、通算815試合出場し打率.348、220本塁打、721打点の成績を残していました。

また、先日まで行われていたWBCにもキューバ代表の4番打者として出場。計6試合で打率.474、3本塁打、6打点をマーク。1次ラウンドの日本代表戦では則本投手からも一発を放ちました。

24日(金)に福岡入りして、この日ホークスに合流したデスパイネ選手は「時差ボケは少しあるけど、いい調整が出来てこの日を迎えられたと思います。素晴らしい球団に入団できて光栄です。感謝しています」とまず話しました。

具体的な今季の個人目標について訊かれると「それ分からない。たとえば40本塁打、100打点を打ってもチームが負ければ意味がないこと。勝負を分ける場面でどれだけ打ってチームに貢献できるか。数字は後からついてくると思っています」とフォアザチームを強調しながら抱負を語りました。

工藤公康監督も会見に同席し、「ホークスに入ってくれて感謝しています。3年間別のチームで脅威に思っていましたが、ホークスのユニフォーム姿は似合っていますね。」とニコニコ顔。期待するところについては「昨年はチームとして長打やホームランが足りないところもあった。プレッシャーをかけるわけではないが、そういうところでは期待をしています。ただ、具体的な数字よりも、まずはチームに慣れてもらって、みんなとコミュニケーションを取りながら楽しくやってもらいたい」と話しました。

デスパイネ選手も「皆さんに期待に応えられるように頑張ります。そのためにもみんなで野球を楽しみたい」と改めて活躍を誓っていました。

2017年3月25日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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