『3・31』開幕へ、選手会長の長谷川勇也選手が意気込みを語りました。
取材は開幕前日。「いよいよ来たなという感じですね。昨年は非常に悔しい思いをした。それを晴らす機会がようやくやってきた。その気持ちを持って戦いたい」と早くも闘志メラメラです。
選手会長として「特にみんなに特別な言葉はかけていない」といいます。すでに自覚は誰もが持っています。「ただ長いシーズンでは上手くいかないときもある。みんなで意思統一できるように、そのような場を設けたり、声をかけたり、昨年の反省も生かしていきたい」と話しました。
個人としては「昨年よりも試合数を増やしたい。特に守備に就いた試合が少なかった(13試合)。大幅に増やしたいですね。ヤフオクドームの人工芝も新しくなって、僕の足にはすごく合っています。いいコンディションで開幕を迎えられました。シーズンへ自信になっています」と明るい表情を浮かべていました。
相手開幕は涌井投手です。「開幕の独特な雰囲気でもいいピッチングをしてくると思う。こちらもいい準備をして攻略したい。今年はとにかく昨年の悔しさを、ファンの皆さんと一緒に晴らしたい。王座奪還です」と熱い気持ちを前面に押し出すように話していました。
2017年3月30日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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