デニス・サファテ投手が8月31日(木)のファイターズ23回戦(札幌ドーム)でセーブを記録して、今季44セーブ目をマーク。これで自身が昨季記録したパ・リーグのシーズン記録を新たに更新しました。
サファテ投手はアメリカ・ニューヨーク州出身。2002年からプロでのキャリアをスタートさせ、2006年にはフロリダ・マーリンズでメジャーデビューを果たしました。そして2011年に広島カープへの入団で来日を果たし、「アメリカに比べて練習量が多いので、日本でプレーするようになってから自己管理を厳しくするようになりました」と、年々成績も向上。西武ライオンズを経て、2014年から福岡ソフトバンクホークスでプレーし、守護神としての地位をずっと確立しています。
今季は開幕してすぐに外国人投手歴代1位に立つ通算177セーブを樹立し、7月5日には通算200セーブの大台も達成しました。
次に見据えるは、プロ野球記録の46セーブ。「自分のセーブ記録よりもチームの勝利が大事。大差で勝っていくのもいいよね」と常々話すサファテ投手ですが、新記録樹立に期待がかかります。
2017年8月31日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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