2017/10/31 (火)
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【直前】柳田選手、横浜は「打っているイメージ」

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【10月31日(火)日本シリーズ第3戦 ベイスターズ×ホークス 横浜スタジアム】


日本一に向けて連勝スタートを切ったホークス。「SMBC日本シリーズ2017」は31日(火)から舞台を横浜スタジアムに移します。

前日の30日(月)にチームは移動して、横浜スタジアムで約2時間の全体練習を行いました。6月の交流戦で3試合を戦ったこともあり、この日はシート打撃を行わずに野手はバッティング練習を中心に、そして投手陣は軽めの調整を行いました。

横浜スタジアムといえば、もはや語り継がれる伝説となったのが2年前の2015年6月3日の試合で柳田悠岐選手が放った、センター後方のスコアボードに打球を直撃させた超特大アーチです。

そしてこの日のフリー打撃でもスコアビジョンに「ドンッ」と当たる大きな打球を飛ばしていました。「この球場は打っているイメージがあります」と柳田選手。今年の交流戦でも11打数5安打2本塁打をマーク。今季を含めた4シーズンで10試合に臨み、通算5本塁打を放っています。

1番打者として、この日本シリーズでは2戦いずれも初回先頭打者で出塁して、デスパイネ選手の先制タイムリーを呼んでホームを踏んでいます。

工藤公康監督は「横浜では先攻になるし、より先に点を取っていこうという戦いになる」と話しており、柳田選手が攻撃のキーマンとなってくるでしょう。

投手では武田翔太投手。CSファイナル第5戦で好投した右腕は、やはり秋のポストシーズンになるとより力を発揮します。日本シリーズでは通算2試合に投げて2勝0敗。防御率0.56の安定感です。「自分の出来ることをしっかりやるだけ」と気合は十分。「緊張はしないタイプ」という大舞台に強い男の快投で、一気に日本シリーズ制覇への王手をかけたいところです。

また、投手陣では日本シリーズ第2戦をはじめ、CSファイナルでも勝利投手になっている「ラッキーボーイ」石川柊太投手や、第2戦でセーブを挙げて落ち着きを取り戻したサファテ投手らにも注目です。

2017年10月31日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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