2018/01/28(日)球団CSR

工藤監督が、日田と朝倉を訪れて野球教室

1月27日(土)、工藤公康監督が、昨年7月の北部九州豪雨災害で大きな被害を受けた大分県日田市と福岡県朝倉市の杷木地区を訪れて野球教室を行いました。

午前中は日田市へ。

朝日ヶ丘球場で硬式野球チーム「日田ボーイズ」の中学生19名を指導しました。この日は福岡医健専門学校の講師と生徒も参加してもらい、工藤監督に技術指導を受けるグループと、専門知識に基づいた体幹トレーニングなどを学ぶグループの2手に別れ、前後半で効率よく練習法を学ぶスタイルがとられました。

工藤監督は以前から「小中学生の野球肘などの故障を防ぐための活動」に力を注いでおり、この日も「故障を防ぐための正しい体の使い方」を基軸にして投げ方の指導を行いました。

「大事なのは教わったことを続けること。キツイことかもしれないけど、継続することで変わってきます。野球を楽しむことは大事。だけど、努力という下積みがあるともっと楽しめます」とメッセージを送り、19名の選手たちと1打席の「真剣勝負」も行いました。

そして午後は朝倉市・杷木地区の志波小学校グラウンドを訪れました。

同小学校は豪雨被害により使用が出来なくなっており、生徒たちは近くの久喜宮小学校の校庭の中に建てられた仮校舎で勉強に励んでいるそうです。また、志波小は今年3月をもって閉校される予定になっています。

同小グラウンドでは杷木ファイターズ(杷木ジュニアホークススポーツ少年団と志波ベイスターズスポーツ少年団が今年1月に合併)の小学生男女23名を指導しました。指導内容は中学生とほぼ同じ。というより、ホークスの選手たちに対して工藤監督がいつも話している内容です。「投げ方や体の動きは子どもも大人も変わらないでしょう。小学生の時に変な投げ方をしていたのが、プロになって良くなるか…そうはならない。正しい動きを身に着けておくことが大切なんです。筋力などはそれからでもいい」と指導の意図について工藤監督は子どもたちに語りかけていました。そして、こちらのグラウンドでも子どもたちとの1打席真剣勝負。「速い球をお願いします」とのリクエストが多く、工藤監督は息を切らしながら左腕を何度も振り抜いていました。

工藤監督が九州豪雨災害の被災地を訪れたのは3度目になります。

「みんなの笑顔が、大人たちの笑顔も作ってくれます。好きな野球を頑張ってほしい。諦めずに頑張って継続すれば、変わっていくし、夢は叶います。大変な状況だと思うけど頑張ってほしいし、僕らが出来ることは少ないかもしれないけど、(このような活動は)続けていきたいと思います」と子どもたちに言葉を送りました。

2018年1月28日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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