1月31日(水)、チームは福岡からキャンプ地の宮崎へと移動しました。
到着後は宿舎でミーティングを行ったあとに、工藤公康監督とA組の選手たち(一部除く)は宮崎県庁に移動。昨年の日本一を祝い、さらに今年も「もう1頂!」日本一達成を祈願しての「歓迎パレード」が、宮崎市内中心部の橘通りにて行われ、5万人もの方々が沿道に詰めかけて大いに賑わいました。
宮崎入りした工藤公康監督は「昨年は宮崎の素晴らしい施設で体づくりをして、前年の悔しい思いを選手たちが忘れずに戦ってくれたことで日本一になれた。勝ちたいという強い思いを作るのにも強い体は必要。また、生目の杜で1年間戦い抜ける体づくりを2月はしていきたいし、また今年も力を合わせてもう一度日本一になれるようなキャンプにしてきたいです」と意気込みを述べました。
また、パレードに先立って行われた歓迎セレモニーにはソフトバンクCMでお馴染みの「白戸家のお父さん」も応援に駆け付け、さらに宮崎市の戸敷正市長よりアイビースタジアムに掲げられる昨年の優勝記念プレートと「完熟きんかん(たまたまエクセレント)1箱」が贈呈されました。宮崎県の河野俊嗣知事からは、宮崎牛20kg、みやざきブランドポーク30kg、みやざき地頭鶏10kgが激励品としてチームに贈られました。
そして、ナインもキャンプ地に到着し、気持ちがさらに引き締まった様子。内川聖一選手は「1年間の基礎を身につけるのがキャンプ」と話し、千賀滉大投手も「このオフはプロ入りして一番充実していた。怪我をしないのが一番だが、まずは筋力・体力づくりを」と抱負を口にしていました。
2月1日(木)より、春季キャンプは宮崎市生目の杜運動公園でスタートします。
2018年1月31日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)