2月1日(木)、宮崎春季キャンプがいよいよスタートしました。
初日はあいにくの雨模様で、主に屋内施設「はんぴドーム」での練習となり、A組とB組の時差練習となりました。
工藤公康監督は「選手たちの状態を見たらもっと動けたと思うけど仕方がない。でも、やるべきことはやれていたと思います」と納得の表情。なかでもA組投手陣11名全員がブルペン入りして、しかも全員が捕手を座らせてピッチングを行い、早くも競争に熱が帯びている様子。「しっかり自主トレから練習をやってきたなと感じました。みんないいボール、いいバランスで投げていました。さすがですね」と工藤監督もにんまり。「やはり野手も含めてみんなには競争の意識をしっかり持ってやってほしい。自分を高めて、より高いレベルで開幕を見替えられるように」とナインへの期待を口にしていました。
新選手会長の柳田悠岐選手は「雨は残念でしたが、オーバーペースにならずにほどよく野球が出来ました」とさっそくギータ節をさく裂。「今日のトレーニングはまだ慣らしですね」と余裕の表情でしたが、ランニングメニューの後は全身から湯気が立ち上るほど、冷え込んだ中でも汗だくになる練習に励んでいました。そしてキャプテンの内川聖一選手も「まだグラウンドで動いていない分、今一つキャンプインの実感がないですね」と笑いながらも、「開幕の頃には100%と言えるようしっかり練習していきたい」と意気込みを述べていました。
雨 8℃ 3,500人
2018年2月1日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)