2018/02/05 (月)
選手

「かつおー!」ポーズ誕生!?休日恒例の新人体験

2月5日(月)、宮崎春季キャンプ最初の休日を利用して支配下枠のルーキー5選手が、毎年恒例の1日体験を行いました。

今年は、「みやざき伝統の『かつお一本釣り』とみやざき伝統の食べ方『かつお 焼っ切り(やっきり)』」です。

キャンプ地の宮崎は、「近海カツオ一本釣り漁業」の漁獲量が21年連続日本一を誇ります。“宮崎のカツオ”の日本一にあやかって、漁の方法や宮崎ならではの調理法を学び、異業種との交流を図りました。また、今年の新人体験は、2月10日(土)にジャイアンツの宮崎キャンプ60年とホークスの球団創立80周年のメモリアルイヤーを迎えることを記念し、ジャイアンツOBチームと、ホークス(南海、ダイエー、ソフトバンク)OBチームによるOB戦がKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で開催されることもあり、ジャイアンツの新人選手と合同での1日体験となりました。

ジャイアンツと合同で新人1日体験を行うのは2006年以来。当時は松田宣浩選手や本多雄一選手がルーキーでした。

会場は宮崎中央卸売市場。かつお一本釣りの模擬体験にはチームを代表して吉住晴斗投手が挑戦しました。「(模擬体験だけど)イキがいいかつおでした」とニコニコ笑顔。ちなみにメディアを代表してホークスオフィシャルメディアの加藤和子レポーターもステージに上がって挑戦していました。

その後は「焼っ切り」に挑戦。「たたき」が身の全体を炙るのに対し、「焼っ切り」は皮の部分を軽く火に炙って、お刺身を作ります。身長195センチの椎野新投手は身をかがめながら炭火の前で大奮闘。田浦文丸投手は鮮やかな包丁さばきを見せていました。そして、待ちに待った実食では、増田珠選手が誰よりも率先して口に運んでいました。

高橋礼投手は「美味しかったです。父が刺身を好きなので、魚は家でよく食べていました」と満面の笑み。また、前日は大学の先輩にあたる長谷川勇也選手に食事に誘ってもらい、「一軍で活躍する投手の取り組み方や心構え」などを教わったといいます。

そして、吉住投手や増田選手はカメラマンのポーズの要望に、自ら「熱男ー!」ならぬ「かつおー!」と何度も右こぶしを突き上げました。

気づけばジャイアンツの選手も一緒になり、みんなで「かつおー!」ポーズ。チームの枠を超えて愛されるパフォーマンスとなっているようです。

キャンプは6日(火)から第2クールがスタート。新人をはじめリフレッシュした鷹戦士たちの厳しい練習の日々がまた始まります。

2018年2月5日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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